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2007年10月17日 (水)
心の成長
真面目なタイトルです。
先日ラジオである50代女性が「家の長女(娘)は子育てが出来ない。娘は自分の2歳の子供が泣き出すと無性に頭に来る。全く可愛くない。と言っていた。私はどうしたらいいんでしょう?」するとコメンテーターは、「お母さんが娘の心をしっかりと今まで受け止めていないで来てしまった。だから娘は自分の子供を授かって子育てしようとしたとき、自分が母の本当の愛を知らないので心に安心感がない。母の愛を知らない。すると娘が泣くとにどうむかったらよいかわからない。子供を守ろうという一番基本的な愛情が育まれなかったのでしょう。お嬢さんは体と年は大人で仕事もよくできるでしょうが、心はまだ子供もまま。今こそお嬢さんをしっかりと受け止めて愛してあげなさい。それは「どんな事があっても、私があなたを守るよ」という言葉と態度です」だった。お母さんは、その娘が「私には子育ては無理。仕事に復帰したいので実家に帰って子育てしたい」と申し出た時、「子育ては誰でも大変なもの。がんばりなさい。」と言ってしまった。そこでコメンテーターは、「それは一般的な愛のない言葉。母さんは、自分の娘がHELPサインを出しているのだから「直ぐに戻ってきなさい。あなたが困っている時はどんな事があってもあなたを守る。」と言ってほしかったに違いないと。」
私も全くそのとおりだと思う。子供にとって最大の安心感は、「お母さんに守られている」という事。その安心感があるから心が安定するだ。最近の話では、大相撲の入門弟子が、その環境がきつくてもうだめだと家に戻った時、親は「もう少しがんばれ」と送り出してしまいその次の日に亡くなってしまった。親は会見で「一番だめな親だ。子供を守れなかった。わかってやれなかった。」と泣いていた。子供は親に送りだされた時どう思ったのだろう。「どうして僕をわかってくれないの?僕はもう苦しい。」と感じたと思う。そして生きることを諦めたような感じで命を落としてしまった。(本当に逃げようと思えば、縄で結ばれていない限り、相撲部屋から警察に駆け込むぐらいのことはできると思うから。)
私の妻はある事件(ブログに掲載した幼稚園事件)をきっかけにきっぱりと娘に言い切る。「万が一いじめやつらい事があったら、最後は絶対私が守るよ。」この言葉を横で聞いていたとき、私の心が温かくなった。(熱くなった)そして私は心で「妻が守いきれなくなったらない時は俺が家族を守るよ」と。ここで言葉を発して言う事ができればもっと私の心は成長していると実感できるのだがまだまだ心の修行が足りないないだめな父親。心での言葉となった。
親(社会)は子供に対し心の成長(豊かさ)も責任を持って育むことが、次世代に繋ぐ大事な使命と思う。私は23歳まで冒頭の娘のような気持ちがあった。だからわかる。子供の心の成長は、その子が望めば年月ではなくある一瞬で豊かになる事もできる。
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