自然素材 天然素材

新潟での自然素材・・・床は無塗装

34
この写真は緑の家でよく使うヒノキの床板の8年経過した写真。

33 こちらは新潟市で竣工当時の松の床板。無塗装ですが、8年たつと上のようにぴかぴかになります。素材は違いますが、針葉樹である松やヒノキ、杉には、木本来が持っている脂(ヤニ)があり、その脂と人間の足の摩擦(分泌類を含む)で表面がピカピカになります。

広葉樹であるカリン、梨、桜、カバ、ナラ、ケヤキ、タモ等では、この脂がないので無塗装ではぴかぴかに成ることはありません。そればかりか、カサカサになり、ざらざらとささくれができます。したがって、床に使う場合は人間が故意に油(オイル)成分を補給します。拙者が小学生だったころ、小中学校では、ナラの床が多かったので、一年に2回以上は油をわざわざ床に塗る日がありました。今の学校はリノリウムやPタイルなのでないでしょうね。40代以上の人は懐かしい油の匂いはまだ記憶にあると思います。

近年は自然素材ブームなので天然木の床を使っている家が多いのではないでしょうか?その多くが間違った使い方や認識をしています。
例えば、針葉樹である松やヒノキの床に蜜蝋ワックス系を塗る行為。これは大変な間違いです。そもそもワックスとはローソクの「蝋」と同じで、常温で固体です。ですので表面に蝋を塗ると薄い膜ができ、「木」本来の吸水性や温かみを阻害します。蝋は蜜蝋であっても床に絶対塗ってはいけません。一度塗ると、2年に一回は塗りなおさないと、表面のうすい蝋が所々はげ、剥げたところだけに汚れが集中して染込み「まだら汚れ」となります。これが一番みっともない汚れ方です。私共事務所では、12年間一度も蜜蝋ワックスをお勧めしたことがありません。今後もないでしょう。これは過去に蜜蝋を塗った木が、不自然で汚れがひどくなる事を経験したからです。欧州で蜜蝋が床のオイルに混入されているのは、彼らは靴や室内履きを使う習慣のため、素足で歩くことがないからです。結果、足からの分泌類は木に補給されず、自然に艶は出にくいし、靴は汚れを持ち込むので汚れやすい蜜蝋でもOKなのです。
針葉樹系の床は間違いなく無塗装が理想的です。木自身の脂でゆっくりと光るその艶は、人工で造ったつやとはちがう品のよいものです。
また温かみがなくなるというのは、無塗装ではどんなにつるっとしても表面がでこぼこしてます。そのため、手や足で触れても密着せず空気が間に挟まります。これが温もりと感じるゆえんです。ですのでその表面のでこぼこをなくす蝋成分を塗ったとたん、冷たく感じます。一度お試しください。目に見えないでこぼこが如何に木の温かみの貢献しているかわかります。
建て主さんが、感覚的に自然素材の木がいいね!という事は問題ありませんが、木のプロである施工会社の人がこういった基本的な木の事も知らずに自然素材がよいと宣伝したりするのは勉強不足としかいいようがありませんね。

さて、今は針葉樹の木のことでしたが、最近は広葉樹の木のほうが多く床に使われていると思います。広葉樹とはカリン、梨、桜、カバ、ナラ、ケヤキ、タモがあります。こちらは脂がないので最初からオイルを塗る必要があります。もともと針葉樹より硬い木がほとんどなので木の温かみが落ちますので、オイルを塗ってもそう印象はかわりません。しかし裸足で歩く場合の床は、ワックスは避けオイルのほうが肌触りやメンテナンスはよいです。スノーボードやスキーをする人なら想像できると思いますが、蝋は水分をはじきます。つまり肌触りにとっては最低な条件です。

| | コメント (0)

新潟の家 寒い朝の日の結露

Pict0714
寒かったですね(お外は、家の中は変わりないですが)。
今朝は拙宅の西の樹脂サッシで結露してました。ほとんど結露することのない高気密高断熱の住まいですが、11月の上旬と2月ごろの朝の数日だけ結露することがあります。
11月の上旬の結露は、大抵放射冷却のある晴天時の朝に発生するのですが、今年は予期せぬ時期の寒波のみぞれ天候で結露しました。
この季節の家の中では、夏から秋の湿気が自然素材に吸収され、何回も吸放出を繰り返しながら乾いた冬季の空気になる最後の時期で、真冬の家の湿気より相当多い湿気が家の中にあります。それが季節外れの急に冷やされた窓ガラスで結露するのです。
2月の真冬の結露は、強い寒気による温度低下と吹き付ける強風で、ガラス面の表面伝達率が急増し室内ガラス面の温度が低下するためおこります。同じ結露ですが、発生原因が少し違います。

Pict0715 さてお手伝いしているガーデンの納屋外部は完成し、今は内部の棚造りに入ってます。丸い外壁は西洋漆喰です。概ね2回にわけて左官工事したのですが、その2回目の漆喰が少し柔らかすぎて(水分が多く)、小ひびが目立ちます。硬化中の硬さも1回目よりどうも柔らかい感じです。自然素材はデリケートなので素材と会話しながら施工しないと問題が発生します。このときは、同じ会社の製品を2週間ずれで購入したので、同じものと思い込みそのまま施工しました。反省です。

| | コメント (0)

ナチュラルガーデン完成間近

Sdim7231 イロハモミジ、山帽子、アトラスシーダー、レッドサンセット、白樫、どうだんつつじ、青ダモ、桂、ミルキーウェイ・・・

普通の庭には植えないような里山のイメージでグランドデザインした庭がようや一次工事完成します。一次工事は主木を植え込む工事で、来春マント族などで生垣になるように2次工事が行われます。
建て主さんがチョイスした木々で今回の樹種の中で知らないものが半分くらいあり、これはとても勉強になります。
私の中のナチュラルガーデンは、ある本がお手本です。その本は書店には置いてありません。長岡を中心とした森を愛する会が自費出版した本で「生命の森」というタイトルで新潟県山野草を尋ねる会が出版した本です。その中には森の本来の姿がわかりやすく対話形式で書かれてます。
Sdim7234 畳と障子にイロハモミジの陰が映りこみます。本来畳は地面より1.1mくらい上がったところにありますが、それを感じさせないように、庭の土を盛り上げました。
Sdim7230 アプローチを横から見ます。まだモミジの姿が馴染んでませんが、その完成風景が想像できますね。アプローチにある柱の柱脚の石も、オリジナルデザインで、すっきりと見せる設計としました。入り口から少しずつ高くなるデザインと質感のコラボレーション。設計で重要な部分です。
Sdim7227 石垣と塀、そして屋根が重なり合うアプローチは美しいですね。決して和風ではないのですが、日本人に建築美を感じさせるのは、この重なりですね。
Sdim7222苔むした 石は造園屋さんのお勧め。名前は・・・わすれました。また聞いておきます。
家は木々の緑があって初めて映えます。

緑と共に・・・当事務所の「緑の家」はそれが由来です。

| | コメント (0)

新潟 住まい 自然素材「緑の家」のナチュナルガーデン計画

Sdim7162 よく見かけるフェイクストーン(擬似石)ではなく、本物の自然石(ごろ石)を得意とする「緑の家」の外構計画ですが、ようやくナチュナルガーデンの工事が始まりました。
外構や庭は、家の顔ですね。ここがしっかりとしていると不思議とどんな家でもかわいくなります(と思う)。

外構がとれない町中心部の家でも、玄関前に手をかけている花や木々があるだけでその家の住人のやさしさが感じられます。

当事務所が本格的にグランドデザインしたナチュナルガーデンが着々と進んでます。

Sdim7153 自然石のラン張りで広場を造ります。石は黒っぽい物を選んでますが、乾いているときはこのようにグレーです。来週から木や周りの水場、水盤工事が始まります。ワクワクです。

Dscn7104
最初にこの自然石積みの外構を提案したのは2001年で拙宅のアプローチです。評判がよく既に10棟以上の外構に採用されています。既に10年迎えようとしているが、その表情は益々よい感じです。日の陰ったところは少し緑コケが生え、日の当たるところは、石の間のコンクリートが少しざらつき、ますます周囲の緑と調和します。時々ごろ石が外れたりするけれど、接着はプロでなくても日曜DIYでできるものよいですね。
Sdim1057 とにかく素材は本物に限ります。最近は、コンクリートのアプローチ階段が標準ですが、当事務所はこれも本物と思ってます。つまり本物とは表面だけを飾っていない素材で、削れたとき同じ素材が出てくるものと考えてます。これは年月が経てばそれなりの表情を見せてくれます。

| | コメント (0)

新潟の家 自然素材たっぷりの納屋

Sdim7090掲示板のほうで紹介している私がお手伝いしている(拙者が設計から基礎、屋根、扉の全て)ガーデン(家庭菜園)があります。そこでゆっくりと造り続けている納屋が80%くらいできました(只今石積み中)。
上の写真のように、小さい円筒形の小屋です。ガーデンに必要な農機具が主に入ります。中の小さな一角を堆肥(バイオトイレ)スペースにしてます。
屋根は石にしたかったのですが、さすがに地震が多い新潟県では、落下の心配がありますので、オークリッジプロというシングル葺きです。
壁は漆喰で「真白」!!
基礎はCBで基本を造り、その周囲にごろ石で固めます。
扉の取っては、すぐ前の海岸で拾った流木です。屋根にも緑をと思い今は完成していないので、流木で古い屋根の雰囲気を出します。

Sdim7085

住宅は生産効率を考えて直線や垂直で造りますが、小屋はいろいろな面で制約がないので自由にできます。
だからこの小屋の外壁は下が外側に広がる形状。設計はCADで行う現在、この外壁形状の施工でも意外と苦労なくできたのですが、屋根の円筒形は施工に非常手間がかかります。屋根の部材を何百枚かのパーツで構成することになるからです。
普通の四角い屋根だったら数十枚のカットで済みますが、円錐形の屋根は、四角い屋根材をすべて台形等にカット。その作業で手に豆ができます。
屋根のてっぺんにあるものは、飾りではなくこの形状の屋根には必要なものです。一番頂部を風や雨から保護するものですね。
事務所仕事の合間で行っているので完成は年末くらいと考えてます。

以前自然素材は雨で色が変わるところに特徴があるね。と紹介してましたが、例外の一つにこの外壁の「漆喰」があります。石灰でできた漆喰は真白!!だから雨が降っても色がほとんど変わりません。昔、漆喰は貝で造ってました。例えばハマグリなど貝の裏面の白さは濡れても乾いていても色が変化しませんね。同じように石灰の白い色は変化がないのですね(白は基本的どの素材でも変わらない、だから特別色)。
あと、この真白は太陽光の熱成分をほとんど反射させます。真夏でも手で触っても全く暑くありません。まだ漆喰をぬっていなかったコンクリートのほうは、すごく暑くなってました。
地中海のようなカラッとした太陽の日射の強い所に白い家が多いのもわかります。

| | コメント (2)

新潟の家 最近使う自然素材の壁 「本物の漆喰」とは・・・②

Sdim6172
漆喰(石灰モルタル)のリビング

①では下地の水引(水が浸透してしまうこと)調整にこんにゃくのりを使ったりして、漆喰自体には化学物質を入れない漆喰塗が本物とお伝えしました。
②では現代の漆喰下地の代表「プラスターボード」の場合、化学物質のたくさん入ったパテで目地処理が必要ない漆喰が本物の自然素材で、それは石灰モルタル(漆喰)であるということをお伝えします。

Sdim5616_2

漆喰(石灰モルタル)の攪拌

石灰モルタルは漆喰と石の粉でできてます。古来からある日本の漆喰はこの石の粉は入ってません。変わりに海草のりとスサ(わら)が入ります。ちなみに外壁に使う土佐漆喰では海草のりは入っていません。
この石の粉が入ると硬化したときの強度がでます。ですので多少厚く塗れ、プラスターボードの継ぎ目も難しい処理は必要ありません。多少プラスターボードに平滑性がなくても大丈夫です。だからコストを下げられますし、化学物質のたっぷり入ったパテも使わなくて済みます。
また鏝跡もつけられます。ヨーロッパの家の壁で、漆喰なのに鏝跡が多くついた厚く塗ってある壁を見た人は多いと思います。漆喰自体は硬化してもそんなに強度は出ないので薄く(1mm)塗ることしかできません。塗り厚さ1mmでは鏝跡はつきません。そこで厚く塗るための強度を持たせるために、石の粉を漆喰にいれたのものが石灰モルタルです。石の粉が入ってないと、薄く塗ることになり、薄くするということは、鏝跡のない平らな壁になります。ですが平らだと当事務所の定番のエマルジョンペイントと見た目が変わりません。またプラスターボードの平滑性もシビアさが要求されます。、多少鏝跡がついていたほうが面白みはありますし、下地の精度も高くなくても大丈夫です(おおらかですね)。
日本の漆喰の繊細さはすばらしいですが、下地がプラスターボードの現在は、石灰モルタルの漆喰のほうが、コスト及び見た目に優位性があります。無論石灰モルタルは自分で塗ってもそれなりに味が出ます(下手でもごまかしがきく)。
Sdim5624
石灰モルタル(漆喰)をプラスターボードに塗っているところ。

石灰モルタル=西洋漆喰として販売しているところが数多くありますが、①でご紹介した自然素材の水引防止剤の「こんにゃくのり」でこの石灰モルタルを塗ることを推奨している数少ないお店が①で紹介した会社です。このように施工すれば、全てが天然系自然素材の壁となります。

Sdim6971_2
石灰モルタル(漆喰)なら外部でも大丈夫。厚塗りでそれらしい雰囲気が可能。上の写真はモルタルの上から石灰モルタルを塗っているところ。

①で紹介した当事務所が良く使う石灰モルタル(漆喰)販売店は↓です。
http://www.rakuten.co.jp/wagayaclub/

| | コメント (0)

新潟の家 最近使う自然素材の壁 「本物の漆喰」とは・・・①

近年流行の壁として「漆喰」や「珪藻土」がありますね。漆喰や珪藻土が自然素材だから人気があり、自然素材だから何となく化学物質は使っていない気がしますが、実は多くの漆喰や珪藻土にはしっかりと化学物質が入ってます。
この辺のことはこのHPで詳しく書いてあります。私も以前から聞いていたのですが、やはりそうでした。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/wagayaclub/shizen-handankizyun.html
↑このHPは非常にためになります。もし漆喰や珪藻土を考えている方は、一度はしっかりとお読みください。価値が変わります。

さて、元々漆喰は土壁の仕上げとして外壁や内壁に塗られていたことは有名です(最近そんな家を見ないのですね)。漆喰も珪藻土も左官工事です。左官工事とは鏝(こて)で薄く延ばして塗る工事ですね。どろどろのものを平らに塗るには熟練と技術が必要で、左官工事は職人の花形です。Sdim5615
職人さんの鏝はたくさんある。

漆喰も珪藻土も空気中の二酸化炭素吸って固まります。水で固まるコンクリートと違います(珪藻土はそれ自体は固まるものではないので、普通は消石灰を混ぜてあります)。化学式は次のとおりです。

Ca(OH) 2+CO2=CaCO3+H2O
消石灰+二酸化炭素=炭酸カルシウム+水
炭酸カルシウムとは固まった漆喰のことです。この式でわかるとおり漆喰が硬化に必要なものは二酸化炭素だけです。
しかし両方とも粉末の状態が原料ですから、これでは塗れないので水を混ぜて施工と繋がり性を良くします。実はここに大きなポイントがあります。せっかく水を混ぜて塗りやすくしたのに、下地がその水を急に吸ってしまうと、とたんに施工性が悪くなり、平らに塗れないばかりか、ぽろぽろと表面が取れてしまいます。元々は粉末ですから・・・。
そこで下地が水を吸わないようにほとんどの人が「シーラー」という液体を先に塗ります。このシーラーこそが化学物質です。せっかく漆喰という天然系素材なのに、化学物質のシーラーを塗り天然系素材を人口系素材に変えてしまうのですね。厚さがたった1~1.5mmの漆喰や珪藻土にシーラーは、すぐ混ざります・・・。
このシーラーだけなら良いのですが、更に水が吸い込みにくく、乾きにくいように漆喰に化学物質の液体(メチルセルロース)を混ぜたりしてます。
しかしこれではせっかくの天然系素材に化学物質が入ることになるので、紹介した上のHPの販売店では「こんにゃく」をシーラーとして使います。確かにこんにゃくは保水や透水バリヤーになります。
Sdim5619
これがこんにゃくのりです。 Sdim5620

下地のプラスターボードの上が光ってます。これがこんにゃくのりです。

日本の漆喰には、海草のりが混ぜ込んでありますが、のりと言ってもこれは漆喰を固めるためのものではありません。先ほどの化学式を見れば歴然です。海草のりの役目は水が急激に下地に吸い込まれないようにすることと、粘りのような感じを出し、施工性を高めることです。だから日本の漆喰はまっ平に塗れるのですね。スサ等を入れるのも、保水効果で施工性のためですね。

華麗な漆喰が施される江戸時代のころの壁。その時にシーラーってありましたか?ないですよね。化学物質の保水剤メチルセルロースありましたか?ないですよね。当事務所が「本物」というのは、ソリッドであることと、100年くらい前から存在していた素材かどうかです。その点このこんにゃくのりを使う漆喰はまさしく「本物」の自然素材の壁となります。
当事務所の「緑の家」の床に使う「ヒノキの縁甲板」の無塗装も同じ理由で勧めてます。江戸時代に塗装屋さんなんていませんから、ほとんどの木は無塗装で使われてました。
同じ自然素材の家なら「本物」を選びたいですね。

| | コメント (0)

新潟の家 自然素材大好きの外構 

  Sdim6951

あと少しで完成するアプローチ。感じいいですね。丸石は大好きです。

既にお住まいの建て主さんから伺いましたが、「道を通っていく人が思わずその石を撫でていくのです。本物かどうか確かめているのでしょうか?それともつい触りたくなるそんな素材だからでしょうか・・・?」

Sdim6955とっても硬い石ですが、形状が丸いのでやさしい雰囲気を与え、そして華美でもないので「高価な塀」という印象ではなく、でもちっとも安っぽくない、そんな感じです。イタリアの高級ブランド紳士服ではないけれど、仕立てのよいテーラーメイド背広ジャパンという感じです。

様々な石の色が雨に濡れるといっそう引き立ちます。10年後には薄っすらコケもが生え、それもよいかんじでしょう。ちなみに以前は五泉市の石とい説明しましたが、建て主さんが直接職人さんに伺ったところ、なんと同じ三条市内の下田地区だそうで、地域の素材を使う地に根ざした外構ですね。

Sdim6957

ガーデン(植樹)も基本設計させて頂いており、打ち合わせを昨日三条の石翠園さんと行いました。ナチュナルガーデンの雰囲気を目指し、建て主さんが苗木を一本一本確認して決定しております。ある程度形になるのは来春になりますが、とても楽しみです。

家は「緑」と共にあります。緑が家の雰囲気とそこに住まう人のイメージを数倍もよくしてくれる大事な友人です。

わくわく。

| | コメント (0)

新潟の住まい 自然素材「木」の使い方

Barukoni アイアンウッドで造ったバルコニーは雨ざらしでも平気。

Sdim56931 杉、ヒノキの木の外壁は必ず屋根の下。

まずこのブログどうぞ!
http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_6c57.html

http://homepage2.nifty.com/arbre_d/news/b_number/54.html

ここでもふれたとおり、屋外の自然素材「木」の使い方には原則があります。屋外で木を使う場合には絶対に雨ざらしにしない事です。ウッドデッキやウッドバルコニーはもってのほかです。これは500年も培われてきた大工さんの木使い大原則です。もしどうしても雨ざらしで木を使いたい場合は、アイアンウッド等超耐久性の木を使うか、プラスチック樹脂に練りこまれた木を使う事でしょう(バルコニー、窓の手すりや外壁など重要部分)。
最近はデザイン重視で軒の出の無い建物の外壁に木が平気で使われたり、バルコニーの手すりに木を平気で使っているのを見かけますが、とっても怖いですね。
このような原則から外れた木の使い方したときは、建て主さんにしっかりとご説明する必要があります。アイアンウッド以外の普通の木でしたら、たぶん10年で腐ります。それも木と木の接合部(仕口)から駄目になります。ここは防腐剤が塗る事が出来ないし、木口が直接出ているので、雨水が木の中心部まで直接入ります。特に木を横に使った時は腐るスピードは速いです。当事務所でもアイアンウッド以外の木を塀に使うときがありますが、この場合は、必ず小さくても屋根(板金で木口を覆います)を付けます。無論使う木は、ヒノキ、ヒバか、加圧防腐注入材です。
木の専門家(住宅建築屋)の人が、10年で腐るような木の使い方を薦めてはいけないと強く思います。20年経たないと育たない木を10年で腐らせないようにすることがプロの仕事です。
もし木が簡単に腐るような使い方をしていたなら「謙虚」に反省し、宣言するといいでしょう。今までは間違った使い方をしていたが、今度からやめると・・・「認める」事です。

| | コメント (0)

無塗装の木の外壁

P1060006_2

P1060010 先日、木の外壁をこのブログでお勧めしたとき紹介した「ターシャの家」の本の写真をアップします。いいですね。この雰囲気。一般にこのような外観から受ける印象は、冬寒そうな感じを受けますが、そこは高気密高断熱構造、厳寒期でも家全部が温かいです。上の写真で外壁がシルバーグレー色になっていないところは、まだ10年くらいの部分でしょう。グレー色は35年です。
無論、日本では軒の出のない木の外壁は、避けたほうが良いですが、もう少し軒を出せばの日本でも耐久性は十分です。

最近は法律が変わり、よくログハウスが町中に建てられますが、このように木や緑があふれていないと何か重要な物が足りないと感じます。せめてシンボルツリーでもあればと思います。ちなみにターシャのこの家は多分2×4工法であってログハウスではありません。

| | コメント (0)