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2016年8月 6日 (土)

エアコン特性 湿気戻り 学会論文からその1

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今年も建築学会の大会が九州でおこなわれます。その論文梗概集が手元に来ましたので面白い論文をご紹介します。

その1

所謂湿気戻りについて論文があったのでご説明します。
湿気戻りとは冷房や除湿運転を停止したときにエアコン内部(ドレインパン)に残っている水分が室内に放出されてしまう現象です。

12351建研と京大が発表者

発表者は建築研究所さんです。

結果から申し上げると

12352

・実測したエアコンは概ね1000ccの結露水が内部に溜まっている。

・自然放置(最近のエアコンは数十分ほど送風機がまわるがそれをOFF)にすると15g/h程度の水分が湿気となり部屋に拡散されている。

・送風(電力で送風するモード)では100g/h。しかし12時間でようやく完全乾燥。

との事です。

送風停止の15g/hなら換気で入ってくる湿気の1/30程度であまり心配はありません。しかしドレン(結露水)パンに1000ccあるとすると乾燥まで66時間かかる事になります。これではエアコンの室内機の中は高湿環境でカビは容易に生えます。
一方送風時の100g/hが拡散ですがこれは温熱環境に影響を及ぼします。夏季の換気による湿気の流入400cc/hの1/4にもなりますので、特に個室なら高湿度の原因となります。
しかし今のエアコンは長くて30分くらいで送風停止しますからその後はゆっくりした影響になります。

となると・・・エアコンの冷房・除湿を短時間でON、OFFするのは効率と快適面で不利ですね。やっぱり一度エアコンの冷房や除湿はじめたなら、普通の家でもある程度連続して使う事が良さそうですね。特に就寝後数時間で消えるお休みモードは最悪です。真夜中に高湿で寝苦しいことになります。

エアコンメーカーに申し上げたいのは、1000ccもドレン水を貯めるような造りをしないでほしい事です。結露水は貯めること無く直ぐに排水すれば影響は送風時でも少ないと思われます。

この論文は民間ではないので全文を下に載せます。

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空調・エアコン 薪ストーブ等」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
エアコンからの湿気戻りは体感していましたが、
計測数値を見せられると驚いてしまう量ですね。

たびたび話題になっているカビ玉発生の抑止策として、
市販されている各種フィルターを使ってみるのは
いかがでしょうか?
カビの栄養源になるものをエアコン内部に取り込まないように
すれば、効果があるように思えます。

3年ほど前から3Mの「フィルタレット」という製品を
使い続けています。
驚くほどエアコンの内部が汚れません。
運転開始時に発生する、あのイヤなニオイも
ほとんど感じません。
エアコンのメッシュフィルターまたは吸気口に両面テープで
貼り付けるだけなので扱いも簡単です。

取り扱い説明書には、「長時間使用される業務用エアコンには
ご使用になれません」とあります。
これまで我が家で長時間使用していてトラブルが
発生したことはありません。
夏場は冷房/ドライで12〜24時間連続運転しています。

フィルターの性能別で3グレードの商品が出ています。
最もコスパの良さそうな中位の「ハイグレード、ロールタイプ」を
アマゾンでリピート購入しています。

この種のフィルターは新品のエアコンで使い始める、
エアコンのクリーニング直後から使い始めるのがベストかな、
と思います。

投稿: とがじゅん | 2016年8月 8日 (月) 12時00分

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