東京は乾いている。
そこでもう少し分析するために月別に解析します。
下は東京の過去100年の7月と8月の相対湿度と露点温度です。
各月とも相対湿度は下がっておりますが、露点温度は下がっておりません。よって・・・東京はこの100年で気温が少しずつあがり相対湿度が下がったのだとわかります。つまり空気中の湿気の量は全くかわっておりません。東京都心部では土の地面がなくなると同時に人活動による熱放出が増え気温が上がりやすくなったと思われます。
おまけに仙台市と新潟市の相対湿度と露点温度を調べると東京のように顕著ではないですが、同じような傾向がわかります。
つまり各気象観測点がある都市(田舎は不明)では、この100年で気温がわずかに上がっており、結果相対湿度が下がったといえるでしょう。
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