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2015年6月18日 (木)

時代は下水熱・・・?

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「緑の家」の床下にあるヒートファクトリー・・・既に設置してから5年ほど経過しております。
空気調和衛生工学会は国内の空調などの学会で、昨年の学会誌には下水道の排水熱から熱を奪うシステムの特集がありました。


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上の写真のように都市部の下水道内部は結構暖かい水が流れているので、この熱をヒートポンプで汲みあげようということが多く計画されております。これはハイブリッド自動車のブレーキによる排気エネルギー回収システムのような物です。

住宅では・・・家の中で使うエネルギーの1/3は給湯エネルギーです。ですのでその熱を簡単に下水に捨てないようなシステムが「緑の家」のヒートファクトリーです。時代の最先端をアナログ的な回収システムで造ってあるところが良いところで、ランニングコストが掛かっていない優れものです。

話は戻り今回の学会誌の中での中で興味深いところが有ったので取り上げます。

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熱を組み上がるにはどうしても熱交換部分が必要です。その熱交換部分が下水にふれるので時間が経つと熱交換に生物膜が発生します。すると熱交換率が落ちると言われており、その一般的な低下具合が上の表です。
「緑の家」はこのシステムの管路内設置に該当するので低下率を見ると半分以下に落ちる事がわかります。しかしそもそも奪う熱の半分は床下内に自然放熱なので熱交換部分は管路外設置型になり生物膜劣化は少なくなります。またヒートファクトリーはタンク内の300Lの排水しかないので、瞬間の熱交換率が下がっても時間が長く接することが出来るので大きな支障にはなっていないと思われます。ですので一年に一回の掃除時に生物膜の清掃を特にお願いしておりません。ただ年1回タンク水を空にして底部に溜まったヘドロを排水してもらいます。これはコック一つひねるだけ・・・簡単です。

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Dsc03496 使用中のヒートファクトリー内部

ただこのように熱交換率が半分に落ちる場合がある事実がわかった今は、ヒートファクトリーにはコンビニのトイレで見かけるようなジェットスプレー水栓を付け始めました。この水流で銅管の周囲についた生物膜を除去してもらいます。

先ずは矢代田の家から始めます。

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学会誌にも大きく取り上げられる廃熱利用・・・このように時代は排水熱利用です。是非床高1.4mの「緑の家」にはヒートファクトリーのご検討をお願いします。

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