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2015年6月25日 (木)

カビが家の寿命を決める!その1

Dsc01087_2 松の木(集成材)に生えたカビ

皆さんが物(食べ物や自然素材である木、本、服)を捨てるきっかけトリガーは何ですか?

・・・

私はカビの有無がその理由として大きいかな?と体験上感じます。

食べ物は当たり前ですが、
カビが生えたら期限(使用限界)がきたと思います。

こんなわかり易い寿命判断はありません。

あるとき仕舞っていた靴を見たらカビだらけ・・・
多くの方が捨てると思います。洗って使おうとはなかなか思いません。
埃だらけなら捨てないのですが、カビがはえると途端に嫌悪感が出てきます。

カビはただ単に汚れとは違い物を分解し成長しますから、カビが生えると表面が傷むばかりか、独特の異臭を放ちます。それがとても許されなくて処分する事になります。

これが手の油汚れだったり、洗えば綺麗なる汚れなら捨てる事はしません。ですがカビとなるとどうしても処分することを考えたり実行したりします。それほど身の回りの自然素材はカビが目安になります。ですので人は自然素材にカビが生えにくい工夫を様々行ってきました。

最近感じた動物性の自然素材の革で少し説明します。

具体的には「風」に使われている本革シート。これ・・・本物の革なのですが、既に自然素材ではありません。

Dscf2944座り心地は絶品・・・RENAULTの厚いシート。

実は本格的梅雨に入ったのでお手入れが必要かと思って少し調べると、最近の本革シートはなんと既に自然素材ではなくなっておりました。今のシートに使われる「革」は「皮」では無いことはわかっておりましたが既に木と同じで「合成樹脂浸透処理皮革」になっていたのです。
確かに最近の革靴も私が学生の頃に履いていたあの「REGAL」の革とはちがい、樹脂(化学的塗料のウレタン系)を染みこませた革で、水にふやけにくく、湿気を吸込まないためカビが生えにくい素材なのです。またメーカーもそのように宣伝しております。

Dscf2942よく見ると合成皮革のような質感。毛穴など見えないなめらかさ。

私が子供の頃の古いソファーで使用されていたあの革とは違い、オイルメンテナンスをしなくともカサカサになりません。表面になにか処理されているとは思いましたが、まさか樹脂が染みこませてあるとは・・・。しかしこの処理のためほぼメンテナンスフリーです。

これと同じ発想で家の中の木は40年前から処理されてきました。その処理とは木に樹脂を染みこませたり、木の上に頑強で湿気を吸込まないウレタン塗料を塗ったのです。これにより木のテーブルが汚れにくくなったのです。テーブルばかりではなくウレタンを塗った木は多少の水が掛かるところでも平気で、カビが大変生えにくいことは経験済みで、今から30年前には殆どの木にこのウレタン塗料が使われそのおかげで木にはカビが生えなくなりました。ホント革新的な木の使い方です。しかしその湿気を全く吸わない木の触感に違和感を感じた多くの建て主さんは、
「これは木ではない。自然素材の木はタタミのい草と同じで湿気を吸込むから夏気持ち良区触れる事ができる・・・。」
ということで自然素材が10年ほど前からブームなってきました。

その2に続く





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