超高断熱住宅 「緑の家」の簾を取付け
簾は少し触ると破片が落ちますからこのような横に長い土間があると便利です。ほんと土間って「緑の家」のメンテナンス時に使い勝手の良さがわかります。
簾下部の受けに取付けられように麻紐やシュロヒモのような自然素材のヒモを予めくくりつけます。
工具なしのワンタッチで外せるようにシャノンさんに言ってはいるのだが・・・このあたりにYKKさんのS新製品に改良があるのでは。
ドレーキップ窓は内側に開く構造なので外側に網戸が付いており、この網戸を取らないと簾が掛かりませんから矢印のビスを緩めて上にあげ網戸を取外します。
ここで重要なお知らせです。「緑の家」は16年以上にわたって網戸が標準装備されておりましたが、この度標準からはずし、オプションにします。これは「緑の家」にお住まいの複数の方から
「網戸はいらないね。殆ど通風しないし、通風する4月~5月は蚊がいないので網戸がなくとも問題ない。6月には空調するから窓開けないし、花粉やPM2.5も入って来るし、仮に開けたとしても留守がちなのでイチイチ出かける前に窓を閉めることは面倒なので結局開けなくなる」
ごもっともです。また開ける窓も決まっているようでトイレや風呂などは99.9%開けなそうです。
確かに家中の網戸は合計10万円近くになるし、使わなくとも20年でボロボロになりますから・・・。
今後「緑の家」の網戸は標準外工事とします。・・・って
自然派大好き住宅屋さんからみれば「空調盲信の気が狂った設計者」のように感じるかもしれませんが、網戸は今の生活パターンでは必要無いと私も思います。
上の窓が設置完了時の窓です。室内からはこのように透けた景色が見られるので圧迫感はありません。
この窓を屋外から見ると
日中は確実に簾越しに外から内部はみれない。上の写真とい比べたし。
内部の様子は全くみることができません。ここが簾に惚れる理由です。そして風が吹いても煽られない簾受けの設置がポイントで、このあたりは簾信者のオーブルらしい計画です。
加えて簾のよい所は価格が安いので3年周期で新規に取り替えることができ、つまりカビが生えたら交換出来る気軽さがよいのです。ここでもカビが寿命決定するのですね。外部に使う部材は金属のような湿気を全く吸わない物以外はカビが生えます。ですので簾は交換することで対応できる優れものだということです。気軽に変えられない可動式の日射遮蔽は外部にはふさわしくないでしょう。
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