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2014年12月19日 (金)

エコキュートが問題になっている・・・。

近年の給湯器の主役はエコキュートと呼ばれる電気式ヒートポンプ給湯器です。ヒートポンプの仕組みはネットで検索してももらう事として・・・

消費者庁はヒートポンプから発生する低周波が健康障害の原因になっているとの報告書の公表しました。

http://www.caa.go.jp/csic/action/pdf/2_houkoku_honbun.pdf

このエコキュートの騒音問題はもう随分前から言われておりました。そこでエコキュートの業界(日本冷凍空調工業会)では2011年にその据え付けガイドブックエコキュート販売業者および設置業業者向けに作って配布しております。実はこのガイドブックの内容全てを読んだ事はことがなく、ただ単に隣家に配慮する事だけに注意しておりました。この機会に最初から最後まで読んでみたいと思います。

さて、
日本では一般的な市街地の住宅状況はあまりよいとは言えません。土地が高いため敷地に目一杯家を建てることは普通に行われており、従ってエコキュートやエアコンの室外機はどうしても敷地の境界近くに設置されます。この時設置場所が悪いと、必ず隣家から注意を受けるのでその点は気をつけております。

もう10年以上前になりますが、新築住宅の給湯器(ガス給湯器)が隣家の丁度玄関前に設置されることになり、その音がうるさいと言われ改善を求められましたが、実はその時は音ではなく給湯器が丸見えになっていることが問題で、音は問題で無いことが後でわかりました。
このように隣家への配慮を欠くと、ただでさえ目の前に大きな建物が来るだけでも気に触ることなのに、そこに給湯器が丸見え・・・では、最低でも大勢のご家族のだれか一人はとても許せないことになります。更に音となると見えないこと、個人差も大きいことでとても難しい問題になります。

私達設計者は常に建て主さんの最大利益をもたらす敷地利用を考え、敷地の端によせて家を造ることが多いですが、そのため隣家からのご意見(注意)があれば、そのことで逆に建て主さんの利益が減ってしまいます。設計はこのバランスがとても難しく、必ず「お隣さんはどういう方ですか?」と聞くようにしております。まず周囲を理解する・・・それが第一歩です。

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