「て・こあ」でのある一日 ㊴ 井戸掘り その3
凄くアナログ的な免許証。県によって違うのですが流石新潟県・・・この昭和の感じが好きですね。
さてこの免許があれば家の電気配線は好きなように自分で触る事ができます。設計が生業である建築士で、実際に木(大八程度)も電気も自分で加工したり、触る人は珍しい存在です。この免許でますます自身の仕事が面白くなりそうな予感がします。
・・・昨日は祝日でしたが午後半ばまで仕事がありその後、数時間「て・こあ」に行きました。
そこでは・・・手での井戸掘りが山場を迎えておりました。
7m近くの穴は中が真っ暗でみえない。7mというと2階建家の屋根より高い。
6.5mまでは地層が殆ど変らず粘土性でしたが、急にその粘土に小砂利がすこしまじるようになったので水が出てくるか確認をしてみました。まず穴が空になる位水を吸い上げると・・・
30分で50cmの水位が初めて確認でき、1日放置すると3m以上の水深まで水が溜まります。その水に触ると地下水特有の冷たさがありそれは感動します。打ち抜き井戸としては「水が出た」には相当しませんが、「て・こあ」では雨水もあるので断水時の非常用飲料水(沸騰後)と考えれば十分な量かもしれません。また何回か水を引けば水道(みずみち)が太くなるかもしれません。
7.5m近くまでほりその後穴を拡張し、100Φのケーシングが入るようにしたいと思います。
ようやく水が確認できて皆 喜んでおります。
水の神様と山の神様、そして実際に掘って頂いたW先生にお礼申し上げます。
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