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2014年8月29日 (金)

リクシルが国内最高の樹脂サッシとアルミ樹脂複合サッシを発表

2015.02.28追記 質問がありましたので一番下に図を載せました。

YKKと三協、エクセルシャノンは既に新たな樹脂サッシを発売しており、業界の最大手LIXIL(リクシル)の動向が注目されましたが、LIXILさんはこの先行した3社と違う道を選んだようです。
詳しくは・・・

http://nkkp.jp/a/bn/20140827/674929/

です。但し無料会員登録が必要です。

国内最高の性能の「エルスターX」という樹脂サッシ・・・一番最後の販売らしく最高値で発表しました。とはいってもまあエクセルシャノンさんのトリプルシャノンと比較してわずか0.01w/m2。でも最高性能と言いたかったのでしょうから、この0.01に拘ったところが最遅の宿命ですね。

主な樹脂サッシの性能比較

LIXIL エルスターX             0.79W/m2・K
 (アルミ樹脂複合窓の「サーモスX」は1.05W/m2・K)
YKK AP APW430              0.91W/m2・K
三協アルミ トリ プルスマージュ     0.86W/m2・K
エクセルシャノン トリプルシャノンⅡ  0.80W/m2・K


さてLIXILさんが違う道と申し上げたのは、LIXILさんだけがアルミと樹脂の複合サッシも樹脂サッシ同様に力を入れて販売するということです。これは他社と大きな違いで、樹脂サッシのように工場で完成させ、樹脂サッシの製造者がLIXILに名実ともになる事以外に、今までのアルミサッシのように、地域のサッシ店でのガラスとフレームの組み立ても行う、つまりアルミと樹脂のサッシは従来どおり町のサッシやさんがメーカー(製造者)となるアルミと樹脂の製品も推進していくことです。ここは製造者がYKK APさんと三協アルミさんになる樹脂窓を推進するYKK APとは異なるスタンスです。

以前のブログでも申し上げたとおり、一般の人はサッシのメーカーはYKKさんだったりLIXILさんであると思っておりますが、実は町のサッシ屋さんがYKKさんだったりLIXILさんからアルミフレームを買って組み立てているので、アルミサッシの製造者は町のサッシ屋さんになるのです。製品の品質責任も町のサッシ屋さんです。ところが樹脂サッシは、町のサッシ屋さんが樹脂フレームの組み立てに必要な樹脂を溶ちゃくする大型機械を持てるはずもありませんから、YKKさんだったりLIXILさんの工場で全て製造を行うので、そこから完成品の工場出荷となり町のサッシ屋さんは事務処理だけをする問屋さんになります。

無論町のサッシ屋さんが製造に携わらなければ、その工賃分もとれませんから樹脂サッシの普及には猛反対だったのです。日本で高性能サッシの普及が遅れた原因がここにあります。それだけ町のサッシ屋さんの力は凄かったのですが、そこに見切りをつけてYKKさんが先行して樹脂サッシを主力にする事に舵をきったのに対し、町のサッシ屋さんの反発が起きないようにアルミと樹脂の複合サッシの組み立て品も主力に残したのが今回のLIXILさんの行動です。

町のサッシ屋さんを大事にするというと聞こえは良いですが、この町のサッシ屋さんが樹脂サッシの普及に抵抗してきたので、日本では先進国の中でサッシの性能は後進国になった経緯がありますから私は、建て主さんの利益より自分の取り分だけ気にしたサッシ屋さんを擁護する気にはなれません。よってLIXILさんのアルミと樹脂のサッシ製品を今後も使う事はありません。

しかし何れも高性能なサッシは引き違いでなくすべり出し型や開き型で、引き違い型は1割から3割も性能が落ちます。

さて貴方は・・・どのメーカーのどの形のサッシにしますか?

Cci20150228_00000この図はシャノンさんの樹脂サッシの性能値(シャノンカタログより抜粋)UwとUgが表記されている。

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コメント

2014年8月29日 (金)ブロクの件
性能数値の件ですか少し勘違いしていると思います
LIXIL エルスターX  0.79W/m2・KL
(クリブトンガス入り)

エクセルシャノン トリプルシャノンⅡ  0.80W/m2・K
(Arガス入り)
同製社(クリブトンガス入り)の場合 0.56W/m2・K
です。   同社カタロクより

参考までに

投稿: 廣田 | 2015年2月28日 (土) 12時03分

廣田様
 
コメントありがとうございます。

>性能数値の件ですか少し勘違いしていると思います。

ご指摘ありがとうございます。

建築関係者さんではないようなので少し詳しく説明します(本文にシャノンさんの図を追加しました)。

シャノンさんのカタログ表記でUgとはガラスの熱貫流率をさします。Uwが窓全体の熱貫流率です。つまり今回の0.56w/m2kはUgですからクリプトンガラス単体の熱貫流率です。枠のU値は樹脂ですと1.2~1.6くらいですからその面積按分でUw=0.8と数値が悪くなるわけです。あの樹脂枠でトリプルガラスでは間違いなく0.7以下になることはありません。

シャノンさんはそのガラス条件をはっきりさせたいが為にあえてUg=0.56と等と実務者には意味の無い数値をカタログに書きますが、これは大変紛らわしいですね。

しかし窓枠って樹脂でさえもトリプルクリプトンガラスから見ると倍以上性能が悪い数値でびっくりですよね。

投稿: オーブルの浅間です。 | 2015年2月28日 (土) 14時40分

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