夏至を過ぎたので夏の準備・・・
ウッドバルコニーは3年経過。最近使わないので苔が生えてきている。
昨日寺泊の拙宅で夏に準備を行いました。
夏至を過ぎたので夏の準備・・・ここポイントです。夏至とは太陽が一番高いところに来る日です。これからは太陽の角度が低くなり冬至にむかいますが、暑さはこれから2ヶ月後がピークであることがポイントで、南窓に庇があっても日射は斜めに寝てくるので暑さは窓から入って来やすくなります。そこで南側でも簾等の設置が夏至以降に始まるわけです。つまり南窓であっても相当長い屋根や庇でないと日射を防ぐ事ができません。ここは設計者でも間違えやすく、特に南中時(お昼)の太陽高度だけを図面に書いて日射を防げると表現する事は間違いです。南中時以外は太陽の仰角は緩くなります。
さて・・・
よしずはもう3年もので、太陽にさらされる側と、床側で色がこんなに違います。
よしずは簾より太い植物の茎(竹科か笹のなかま)で、以外と長持ちします。
太陽にさらされる側をアップで撮ると・・・
紫外線で脱色され白になった素材にカビ(黒っぽいのはすべてカビ)が生えてグレー色になっております。
こちらは外壁で、日本の杉板を貼っており特に白赤混じりの一番リーズナブルな素材が8年以上経過した実際の感じです。特にこちらは冬に西風が塩と共に吹き付け、夏は海面から照り返しと西日のダブル日射量で、県内一番と言ってよいほどとても過酷な環境です。近寄って見てもこれから10年以上はノーメンテでいけそうな感じです。
昨夕の寺泊はとても美しく見とれてしまうほどです。遠くのカモメも見とれています(笑)。
20倍レンズで上の写真テトラポットを捉えたところ。無数のカモメがほぼ同じ方向を見ているのはなぜ?
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