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2014年1月21日 (火)

日経ホームビルダーの記事から

2014.01.22 図の間違いあり訂正

Dsc02965写真は故意に荒くしてある。


日経ホームビルダーの記事から・・・。いつ見ても業界がどっきりするような内容です。今回の記事は「基礎断熱なのに床下が結露」という季節感あるタイムリーな記事。

どの部位で結露したのか・・・詳しくは日経ホームビルダー2014.1月号をお買い求めください

Dsc02966写真は故意に荒くしてある。詳しくは購入してお読みください。


実は「緑の家」では5年前に経験済みです。

http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/1-5501.html

このことから基礎高を上げたり、畳の部屋のように床の断熱性能が高い部分の基礎内部、家中暖房をしない部分があると、床下内部の温度が低下して、そのため基礎の温度も低下し、結露する事がわかりました。

その対策は3つ・・・

①相対湿度を常に低いところで保つ(20度なら40%未満、22度なら34%未満)

②床下内の温度を上げる(15度~16度のところ20度以上へ)

③熱橋をなくす

①は室内の空気を外気の絶対湿度に近づければ結露しませんが、それでは室内が乾き感が大きく、非現実的で説得力がありません。
②は床下暖房にすればほぼ解決(一番簡単な対策)です。
③は初期コストが一番掛かりますが、根本的な対策です。

ということで、「緑の家」のSSプラン普及タイプは床下暖房が基本です。仮に床下を暖めなくとも、土台周囲をきちっと断熱材施工すればまずまずです。

Base4スラブ下の断熱材50厚は普通は不要。地下水位が高いときに設置。 2012年仕様

王道の③の対策、物理的に熱橋をなくすには、外側に断熱材を貼る事が一番良いでしょうが、どうしても白アリ(土壌型)の対策をしなければなりません。 そこでSSプランの家(標準タイプ)は、納まりを工夫して、土台部分(アンカーボルトも)の熱橋をなくす計画にしております。

何事も一つだけの事情で納まりを決めるのではなく、全体を見渡す(耐久性、コスト、耐震性)事が必要です。

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