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2013年7月23日 (火)

「て・こあ」でのある一日 ⑩雨水

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蛇の写真は「て・こあ」オーナーから

「て・こあ」には体長2mくらいの蛇(主)がいるらしいです。実に可愛い目をしてますね。この目は「アオダイショウ」ですね。他蛇は目が怖いですから・・・。

本題は雨水のトイレ利用です。

Dsc09291建物の裏山は地滑り災害地域指定のところ。低い山だが水は流れやすいかも。

すぐ近くに裏山が迫っており、水路もあるので当初は山水を引く予定でしたが、肝心の水道が見つからず、仕方がないので雨水を使う事にしました。まあ雨水の方が汚れていないので使いやすいですが・・・。

当初雨水タンクは裏山の高いところに設置されましたが、山水が期待できなかったので1ヶ月ほど前に裏山の下(家の一階FLから1.8mくらいのところ)に移動されました。最初は電気を使わず重力による圧力で使おうともくろんでいたのです。
この「て・こあ」は電気が途絶えても短期間は生活できるようにすることが一つの目的でもありましたから、何とか電気レス雨水トイレ利用をと思っておりました。

「て・こあ」のトイレ便器は十年前の下水道接続に伴い、水栓式に変えられたようでロータンク式の和式トイレです。これはラッキーで、こういったロータンクは水栓の取り込み口が大概2つあり、上水を残したまま雨水も利用できます。


Dsc09984矢印の所が追加した雨水用取り込み口。でもこの部品が後で悪さをすることになる。

左が雨水引き込み用で、右が従来の上水供給管です。このように二つ同時につなぐ事で、通常は上水で、非常時に雨水もつかえますし、常時雨水も使え、雨水タンクが空になったら上水に切り替えて使えます。

Dsc09983普通のボールタップは取り去り、カクダイのコンパクトタップに変更。2セットあるので窮屈そうなタンク内。

タンクの中は2つのボールタップを設置することになりますから、既存のボールタップでは大きすぎて2つは入らないのでコンパクトなボールタップに両方交換します。凄く賑やかなタンク内ですね。

雨水側にこのボールタップがなければ、普通の水栓でON、OFFハンドル操作で重力差の加水できますが、ボールタップをつけると、抵抗がかかるので加圧ポンプが必要になります。そこで「て・こあ」のオーナーさんと相談して、子供たちも使うので加圧ポンプを設置して、上水とおなじように自動で止まるように!とのご要望でした。もし電気が途絶えたときはこのボールタップを外して水栓にハンドルつけかえれば電気レスで雨水が使えます。

「て・こあ」では、多いときには20人以上がいっぺんに使う事になりますから、600Lのタンクでは心もとありません。様子をみてタンクの増設の必要があると思います。逆にこういった住宅以外の用途の建物では、上水(水道水)の消費の多くがトイレです。特に和式便器は洋風便器より節水なのですが(6L~8L/回)、これ以上の節水が構造上難しいので、雨水利用は大変よいことでしょう。つまり雨水で賄えば、無理な節水の必要がないのです。

Dsc09985150W吸揚水ポンプ。水圧感知式なので水栓を開くと自動運転で手間いらず。

屋外にポンプを設置してこれで雨水が沢山利用できます。ポンプは使わないときは完全停止なので、消費電力も極わずかです。

ご近所さんの雨水利用者さんによると長岡市では雨水をトイレに接続したときの加算方法が無いので、特別な届け出はいらないそうです。しかし市によっては雨水そのものが使えないところなどありますから、必ず自治体に確認して設置してください。

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