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2012年12月 7日 (金)

超断熱住宅の実電気代と太陽光発電

今地震があり、東京駅で足止めです。新幹線のホームからこれを書いてます。今のところ被害は無いようですからよかったです。

何か東京に向かう前に悪い予感がしておりました。ちょうど神田の商店街を歩いているときに、置いてある自転車が揺れていたので、すぐに足を止め、周りを見たところビルから人が出てきておりました。不思議なことは、殆どの歩行者が気がつかずに歩いている事でした。

不思議です。東京の人は地震が怖くないのでしょうか?全く動じないで歩く人・・・。私は上からの落下物が怖くて上を見上げていましたが、みんな平気で歩いている・・・。

慣れとは怖い事です。
そして新幹線駅では大混雑・・・。1時間遅れで済みそうです。
とここまで実況中継です。17時50分

Gurahu22 ⑨の「緑の家」の電気料金のグラフ。オール電化で給湯は電気温水器(エコキュートではない)。

今日は東京へ行っており、その途中でこのブログを書いております。
いつものように、不注意で書いて完成した原稿を全部デリートしてしまいました(泣)。都度何回かアップしますのでまた立ち寄ってください。

新潟は雪で、超高断熱住宅を勧める時期としては最高の季節です。

さて、上のグラフは超高断熱住宅で「緑の家」に3年もお住まいの⑨の家の実電気使用料金です。Q値は0.97w/m2kで認定されたSSプラン家で、オール電化住宅でかつ太陽光発電が3.6kw載っている家です。赤いところが売電と買電を表しており、中央の¥0を境に下が売電が多いところです。2月は雪が発電パネル上に積もっていることと、日射がないので全く売電しておりませんが、年間を通してみると電気料金を差し引き53416円戻ってきます。売電だけをみると15万円/年を超えます。

Gurahu24 3軒ともコンパクト「緑の家」SSプラン。⑨にはヒートファクトリーの設置あり。

オーブルデザインではここ数年全て超高断熱の「緑の家」をご提供しております。その中で同じ大きさの3棟の年間の実電気料金を比較してみます(⑤、⑥、⑨の3棟)。

⑥の家だけは太陽光発電パネルをまだ設置なし、⑤は太陽光発電パネルを8kw、⑨は3.8kw乗せております。

太陽光発電がない⑥でもその少ない電気料金で24時間フルに家中暖冷房しており、その暖房費はピークの厳寒期で1万/月程度(中間期から推察)・

・・。これって凄いことです。同じ大きさの拙宅では、使い方こそ違いますが、オール電化でなくとも、ピーク時には2万/月になります。しかも灯油暖房費(1.5万/月)別で・・・。一方⑥の家はオール電化なのに月2万と同じ金額で家の全てエネルギーをカバーします。

Gurahu23 ⑤と⑨の家は太陽光発電がある家。⑥はまだ設置されていない家。3軒とも24時間家中冷暖房するオール電化住宅で⑨は普通の電気温水器。

 

さて、そんな凄い超高断熱が完成見学会がこの厳寒期にあります。
それは下の写真の新発田に建設中の東新町の家で、こちらは太陽光発電の他、来年の1月19日、20日と行う予定です。

この家は国のネットゼロエネルギーハウスの認定を受けた超高断熱住宅で、その性能を厳寒期に体験していただけることは大変楽しみですね。

Dsc09518 ダブル通気工法がよくわかる写真。東新町の家は「緑の家」のフルバージョン

Q値0.94w/m2kで削減率112.5%とヒートファクトリーの組み合わせでネットゼロエネルギーハウスをクリヤーした東新町の家です。

Dsc09523 基礎が1.1mあるのに基礎が高く見えない事がSSプラン(標準)の仕様。一発打ち込みで仕上げなしの基礎表面のテカリ具合もよい。

Dsc09525 外貼り断熱+付加充填断熱のSSプラン。最近は飛散防止のため袋状GWを使う事が多い。これも西裏館の家で壁内状態をモニタリングして頂いたS様のおかげ。

Dsc09528 どんなに小さな窓でも原則庇ありのSSプラン。

ようやく新幹線が動き出しました。大きな被害もなく本当によかったです。後は余震が来ないことを祈るだけです。

この地震で最初に思ったのが福一の原発でした。あの残った4号機などが崩れたら、作業員は無論、周辺にも又大きな被害が出るでしょう。今の情報が正しければ・・・本当に幸いなことです。

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超高断熱、無暖房、パッシブ、Q1、気密」カテゴリの記事

コメント

3.6kWの太陽光発電で年間5.3万円戻ってくるとすると、ライフサイクルコストはどうなるのでしょうか。1kWの太陽光発電パネルを40万円とすると3.6kWで144万円、これを5.3万円で割ると27年になります。太陽光発電パネルの寿命は約20年、パワーコンディショナーの寿命は10年と言われています。結局自己満足の極致で、電気代先払いの家と言って良いと私は考えますが。武田邦彦先生が、補助金を貰って太陽光発電を設置し、高い値段で買い取って貰うのは乞食だと言っていましたが、その通りと思います。
 ここまで書いて、なんだかおかしいなと思い直しました。20年間のコストを計算すると、太陽光発電が無いと、年間10万円の電気代を20年払う事になり200万円、太陽光発電を付けると最初に144万円払い、毎年5.3万円戻ってくることになります。そうすると20年間で5.3万円×20年で106万円と言うことになり、+38万円となり、200万円-38万円=162万円の得と言うことになるのでしょうか。売電による値段が妙に多いと思って幾らで売電しているtか計算してみたら売電価格を42円になりました。これで納得です。42円の売電価格は結局は電力料金に反映されますからみんなでこの家の電気料金を負担していることになります。売電価格を25円で計算すると毎年の発電量は9万円程度になり、差し引きほぼ0円になります。つまり、この家は約14年分の電気料金を先払いして、上手くいけばその後の6年間分の電気料金分が儲かるかもしれない家と言って良いのでしょうか。

投稿: 赤林伸一 | 2012年12月 8日 (土) 12時58分

赤林先生へ

コメント頂きありがとうございます。

>武田邦彦先生が、補助金を貰って太陽光発電を設置し、高い値段で買い取って貰うのは乞食だと言っていましたが、その通りと思います。

おっしゃるとおりです。住宅の買い取りはまだ全量買い取りでなく、差額買い取りなので良い方ですが、企業向けの太陽光発電の補助制度は、まさにこの言葉通りです。

なんと企業の純利益からこの設置費用を全額差し引く事ができるそうです。つまり年間1億の利益がでた企業は、その1億円で太陽光発電パネルの設置したら、利益なしとなりそのパネルは設置は全て企業の財産として残ります。つまり太陽光発電を設置しなければ数千万税金を払うのに、設置すると無税で且つ発電は全量買い上げで全て売れると言う大変てんこ盛りの税制措置だと言う事です。これは「乞食」と言えるかもしれませんが、庶民には内緒として行われております。(^-^;

>20年間のコストを計算すると、太陽光発電が無いと、年間10万円の電気代を20年払う事になり200万円、

これはちょっと違い、太陽光発電がなかったら年間10万でなく更に高い料金です。つまり太陽光発電と使用量の差で足りないところの電力代が10万ですから、太陽光発電がなければ11万とか12万・・・それ以上になる可能性もあります。

住宅の太陽光発電の元が取れるかどうかは、色々な考えがありますが、現時点の買い取り価格では問題なく元が取れると考えて良いと思います。来年の買い取り価格までは新潟県でも大丈夫だと言われております。

>上手くいけばその後の6年間分の電気料金分が儲かるかもしれない家と言って良いのでしょうか。

壊れなくて、雨漏りしなければその通りと思います。つまりお金のあるところに更にお金がまわるシステムと言う事でしょうか・・・??

投稿: オーブル浅間です。 | 2012年12月 8日 (土) 20時19分

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