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2012年8月19日 (日)

無塗装の木の触感のすばらしさ!

昨日、無塗装の木でコメント頂きました。

丁度その前日に下のコメントをブログに載せようと思っていたので、グッドタイミングです。

無塗装の木の信者が増殖しているようです(笑)。

ホント大好き、無塗装の木の触感・・・。

2010年のブログに書き込まれた投稿です。

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はじめまして、いつも拝見し参考にさせて頂いています。貴重な情報をいつもありがとうございます。
 突然の失礼を承知で質問いたします。実は新築が完成し、もうすぐ引っ越しです。床材についてですが、無塗装が良いといつもおっしゃられていますよね。10年前の無塗装のヒノキの床材がきれいに光っている写真を見て、自分もそうしたいと思っています。うちもヒノキです。逆に、へたに蜜蝋の様な皮膜タイプのものを塗って悲惨な結果になった写真も見ましたが、それは「きぬか」や「植物系の油」の様な「浸透性」のものでも同じ結果になってしまうのでしょうか?もし蜜蝋等の皮膜タイプの様な悲惨な結果になる心配が無いようでしたら「きぬか」などを水回りだけでも塗ってみようと思うのですが、、、いかがでしょうか?ご教授頂けたらさいわいです。

投稿: 家好き | 2010年11月28日 (日) 00時28分

家好き 様

最初に新築おめでとうございます。

コメント、またいつもお立ち寄り頂き重ねてお礼申し上げます。
ご質問ですが・・・
浸透性のオイルなら問題はありません。常温で液体であれば
変なオイルの取れ方や汚れ方はまずありません。
「キヌカ」や「オイル」なら問題ありません。当事務所では水回りにご希望があれば「リボスのカルデット」か「アウロ Nr-129 」を塗ります。アウロはアロマ系の香りが好のまれます。
水回りは仕方無いのですが、無塗装の床と比べるとその触感は全く違います。最小限度にオイル拭き取りとする(塗るところは2度塗)事が良さそうです。

最後の仕上げをお楽しみ下さい。

投稿: オーブルの浅間です。 | 2010年11月28日 (日) 09時14分

vx

投稿: | 2010年11月28日 (日) 23時17分

 早速のご回答、大変ありがとうございます。参考にさせて頂きます。
 重ねて質問で申し訳ありません…先に申し上げた写真、10年前のピカピカの無塗装ヒノキ無垢床ですが、水回り(洗面・脱衣所、キッチン等)でも同じ状態だったのでしょうか?もし同じくピカピカだった様なら、私も是非、水回りも含め全て無塗装でいきたいなと思ってきました。
 というのも、いつもおっしゃられている様に、無塗装の無垢床の触感が素晴らしいと私も感じたからです。HPを読ませて頂いているだけの時は、なぜ触感にそこまでこだわるのか分かりませんでした。しかし自宅新築をもってその素晴らしさを実感・共感出来ました!
 なので、水回りも無塗装で痛む心配が無い様なら、無塗装で触感を是非残したいです。(しかしながら痛まない事を優先で考えています)
 もちろん環境・手入れにもより、一概には言えない事は承知しております。そのあたりは常識の範囲前提で、ご教授頂けたら幸いです。(一応、高断熱高気密です)

投稿: 家好き | 2010年11月28日 (日) 23時44分

こんにちは。「家好き」さん。

うれしいですね。無塗装の木の良さを感じて頂けるその感性。
人は指先と足がいつも他の物に接触してますから、一番大事な素材が床材と思います。

無塗装の木でも特に針葉樹は、子供の肌のようになめらかでシルクのような光沢です。繊細が故に普通の方は見落としがちで、この無塗装の肌=子供の肌と感じられる方は少ないです。
よく手入れされた「かんな」で仕上げられた木は、それはそれはほれぼれする表面です。だからこそ何も塗りたくなくなったしまいます。ここに何か塗ると言うことは子供の顔にお化粧をするようなそんな気持ちになります。

さて、ご質問ですが・・・
キッチンの流し前とコンロ前は塗った方が安心かもしれません。これは自分ががさつな性格だからかもしれませんが、水を良く垂らし、拭きませんので(汗)。トイレや洗面所は必要無いと思ってます(自邸のトイレも塗ってませんが、ピカピカです)。

写真の家のキッチンは「ナラ」です。ナラは堅木(広葉樹)ですからオイル拭き取りでした。新築時一回だけ拭き取りその後何もしておりませんが、檜と同じように淡い光沢を放ってます。

それもこれもきっと常時裸足がもたらす効果だと実感しております。スリッパが悪さをする事を書いたブログをお読み頂いていると思いますが、人が常時肌で触れる部分は、勝手に艶が出ます。手摺りや階段も・・・。だからこそ古いお寺の床はピカピカです。オイルなど全く塗っていないのに・・・。

また一人無塗装の信者が生まれたことうれしく思います。無塗装の床とお付き合いすると物を大事にします。手荒く扱うと直ぐに傷となるからです。でもそれは物を大事にする基本であり、室内は素足生活である日本人の気質となっていました。そんな人が増えればきっと未来は明るいと勝手に解釈しております。長文失礼しました。

スリッパが悪さをするは・・・↓
http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-955f.html

投稿: オーブルデザイン浅間 | 2010年11月29日 (月) 09時19分

今読み返して見てもちっとも変わりまりません。そこが誇れる所です。家のインテリアは流行ではなく自分の五感で空間(素材)をきめる・・・。ここが本質です。

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コメント

こんにちは。
昨日はありがとうございました。
こちらのブログを見るまでは漠然と無垢のフローリングがいいと思うだけでした。
そのまま知らなければウレタン塗装の新建材とさほど変わらない床板になっていたと思います。
サンプルですが桧の無塗装床板を業者さんより頂いて、裸足で乗ってみておっしゃっていたことが確信に変わりました。
とぉっーーても「気持ちイイ」でした!

無塗装なんて汚れるし樹種によっては傷がつく、伸縮によって隙間ができるし、目違いだって起こるかもしれない、だから嫌だと思う方がいらっしゃると思います。そういう考えも正しいと思いますが、私にとっては傷も汚れよりも木の上に裸足で乗った時のあの柔らかくて温かい感触はそれらを遥かに凌ぐ良さがありました。
汚れも傷もそれを楽しめる、それが人工的に作られたものではない自然素材だからと思えるようになりました。
私の家もこれから着工になります、無塗装信者(笑)の一人としてはとても楽しみです。
取り留めのない長文失礼いたしました。

投稿: 北関東 | 2012年8月19日 (日) 20時08分

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