超高断熱の家に泊まってみる・・・。
R2000+のリビング。LEDの間接照明は直線的な光・・・だからちょっと不自然かな~・・・?
先月末から真夏日が続いており連日34℃のこの暑さの中、予定どおりでは体験宿泊が行われております。まだ空いている日があります。是非こんな暑い日に宿泊体験を・・・。
体験宿泊に申し込まれた皆様、ありがとうございます。今日も宿泊されております。
実は昨日お泊まりになった方から鋭い指摘がありました。
この2週間くらい熱いという感じの方が正しいくらいの暑さ・・・。体もとろけそうなくらいです。
しかし、R2000+の家の中では常に27℃~28℃にキープ・・・。
えっそれって暑くないですか?
そうですね。確かに少し運動すると汗がでますが、湿度も60%くらいなのでリラックスしていると丁度よいくらいです。但し目指すところは27℃の湿度55%くらいです。
その話はあとで説明しますが、まずは気が至らなかった私のミスをお話しします。
このエアコンの位置が絶妙。この位置にしかないというようなそんな場所。
まず48坪(100帖)を6帖用エアコン1台で冷やす事の不思議さ・・・。これを間近に見ると何が今後の家に必要かがわかります。さすがQ値0.9以下の超高断熱・μ値0.2以下高遮熱の家マジック・・・。
R2000+モデルでは吹き抜け上のエアコン(6帖用)1台で家中を冷やします。それは標準の16倍の面積を冷やしている事になります。そして2階にある寝室はこのエアコン冷気を循環ファンと戸の開閉で部屋内に運ぶシステムなのですが・・・
1台しかないエアコンの冷気をここの循環ファンに行くように設定
この循環ファンの風が直接就寝中の人にあたり喉がいたくなりましたと、宿泊された方のアンケートでわかりました。実はこれは私のせいです。当日この冷気暖気循環ファンの羽の向きをベットに向かうように調節してしまったのです。
こんな感じでベットに冷気が行く(冷気と言っても柔らかい冷気)
上が熱交換された換気口(新鮮空気)。下の循環ファンの空気に混じって送られる配置。
このよう風の向きです。循環ファンとは・・・エアコンで造られた冷気、暖気をエアコンの無い空間に送るファンのことです(風量100m3/h)。
吹き出し口はこのようなルーバーがあり下向きにセットしてしまいました。
ルーバーを簡単にはずして向きを変えます(意外とローテク)。
このように横に向けます。するとベットには向かいません。
これでこの件は解消だとおもいます。本当に申し訳ない事をしました。
さて・・・次回は今度は2012年エアコンの効率のよい使い方を掲載します。
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