2012年建築学会論文発表から その1
さて、興味のある分野は「環境系」で、構造系は専門分野ではないので論文を読み込む事ができないので見ませんが、それでも興味ある紹介したい論文はこの通り・・・
8000もある論文は玉石混淆・・・論理不明な物から新しい時代を造るような論文まで・・・
その中で更にチョイスし何点かご紹介します。
まずはこちら・・・まだ暑い夏の対策話題
発表は上の通りです。その論文のまとめに使われている図等を下にご紹介
さて私なりの解釈では(筆者の主張は直接大会に参加され聞くか、この論文を筆者らから頂いてください)
1.外付けブラインド75度では圧倒的な日射熱遮蔽効果がある(図2)。
2.外付けロールスクリーンは1に比べイマイチ(図3と図2の比較)。
3.内付けロールスクリーン、プリーツスクリーンでは白が基本(図4、5)。
4.内付けブラインド75度あれば外付けロールスクリーン並の効果(図7)。
です。このような論文は過去論でも結構あるので独自性が薄でしょうが、タイムリーなので一番に紹介します。
まあ、圧倒的な外付けブラインド効果・・・。ただし、スラット角度75度なので、下の写真のように外部は殆ど見えません。45度程度では、簾(日射取得率η=0.2)とほぼ同じです。
当事務所の窓に設置された外に付けたブラインド。専用の外付けブラインドでないため、来客さんによっては苦笑されるがピークカット効果は絶大!このような実体験こそ新仕様につながる。
昨年の8月は難解な構造と時間的に戦っておりましたので紹介は殆どしておりません。今年も厳しい時間のなかどのくらいご紹介できるか・・・期待はしないでくださいね(笑)。
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