東桂苑 関川村③ 美しいのはやはり緑と家
長細く開いているところは、戸の開いた部分。この幾何学的模様・・・フランクロイドライトが見たら絶賛するな~。きっと・・・
震えますね。この窓・・・
この建物の管理者が多分設定したこの戸の「開け方」・・・
これ以上の見え方が無い。緑が枠で切り取られどんな絵画でも表せないこの光と影、風と緑・・・。絶妙で、もう最高です。
どうして昔の人はこんなにセンスが良いのでしょう。ただただ関心します。これが名もない大工だったとは・・・(実際は有名な人だと思うが記録されていない)。
そしてもしこの窓先がビルだったらこうは見えないでしょう。やはり建築物には緑が必要です。
人の目は瞬時に凄い露出補正ができますが、カメラはそうはいきませんので2枚露出を変えて取ることで始めて人が感じた空間と近くなります。
上は窓外を見た時に簡易感じる空間で、下は内部の肘掛け窓に視線を移した時に感じる空間です。
下の写真中手すりにある丸穴は、木の節で、これをわざとデザインにしているところが大工のセンスです。最初から抜いてあったような加工が施されております。
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