超高断熱 高気密 Q値0.83w/m2K C値0.1cm2/m2 の家
幅2.7mの窓が4つの付く緑の家。
三条に建築中の「西裏館の家」の中間気密測定で
なんと隙間相当面積C値が 0.1cm2/m2 でした。
あっ、でも窓は寒冷地の家としては考えられないくらい大変大きくたくさんあります。
西裏館の家はSSプラン(標準)の仕様で、外断熱に付加として充填断熱をしているので、気密シートの位置が2:1の断熱の位置に来ます。つまり外側で気密シートを施工するので、非常に気密が確保しやすい構造です。また気積も大きく相当床面積が215m2にもなることが、今回の気密が高い理由です(2年前もSSプランの外断熱だった)。
無論、施工した「越路建設」さんの施工が丁寧で且つ的確であったことが一番の要因です。
これで完成時は概ね0.2~0.3cm2/m2になり、トップクラスの超高気密住宅です。但し私の持論は・・・
「気密は1.0未満なら実際の生活で問題になることはないし、ランニングコストに差はない。それはC値が高い方が良いが、そこだけに固執する必要はない」
です。
無論完成後の気密測定も行い正規の気密性能確かめます。巷では完成気密測定を行わないところもありますがエアコンのドレイン穴や掃除穴、レンジフードの風圧シャッターの隙間などを合計するだけで0.2cm2/m2の性能が落ちます。だから完成も計って始めて気密性能が謳えます。
さて国が認定したQ値が0.83w/m2kで今回の実測気密がC値0.1cm2/m2・・・県内で認定されたQ値の家では最高性能家です(多分)。
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