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2011年9月 3日 (土)

R2000から・・・R2000+(プラス)へ プロローグ

Dsc02907この本をしっかり読めば間違いなくよい家が建築できる・・・バイブル本


R2000という家 知ってますか? 

私が新潟で住宅を業として始めた21年前、新潟県に既にR2000住宅がありました。

R2000住宅とはカナダの国とCHBA(カナダホームビルダー協会)がとりまとめた所謂高気密高断熱住宅のお手本だった家のことです。広義でいうと「西暦2000年までにすべての住宅外壁の断熱性能をR-20 以上にしましょうという省エネ運動」の略称と聞いております。

当時、高気密高断熱を学び、実践する我々設計者にはR2000住宅は輝かしい目標でした。その建物を国内初と言ってもよいくらい時期に建てられた建物が新潟県の見附市にあります。それが写真の「上野住宅建材」さんの敷地内にあるR2000モデルです。設計は新潟市関屋アトリエポストの故・桜井さんで、発注者でこのモデルに心を注いぎ日本の家の性能アップを願った上野住宅建材さんの先代の故・社長さんです。

Dsc0181823年前にQ値1.22W/m2Kを達成していたR2000モデル。当時は日本全国からこの建物を多くの業界人が見に来た。


R2000という言葉だけでも日本の高断熱高気密住宅には多大な影響を与えました。たぶん当時の高断熱高気密に関わる人大多数の設計、施工者は、このR2000を目標にだったでしょう。そんな偉大な金字塔を持つR2000ですが、建築棟数は多くありません。その理由は様々ありますが、私は詳しくないので他で紹介されているところでご覧ください。 さて上野住宅建材さんが建てたR2000のモデルハウスは性能だけを重視したわけではありません。その素材一つ一つが吟味され美しい外観を持つ建物です。これは先代社長さんが拘られたところで、20年経った今でもその意匠性はすばらしいものです。当事務所お勧めする米杉の羽目板もこちらのモデルで確かめて使用しました。Dsc01815_2

しかし23年経ち様々なところが痛み始めたこと、そして23年経った今でもその断熱性能は高い数値とされるQ値1.22W/m2Kではあるが今度はさらに20年後の家をめざし、超高断熱とプラスエネルギーになるようにリノベーションすることになりました。

プロジェクト名は「R2000+」。
総責任者は上野住宅建材社長上野さん、総監督兼プロデュースは住宅評論家で自身も高性能住宅を推進してきた南雄三氏、そして上野住宅建材さんのエキスパート4人(後日専用HPでご紹介します)。最後に性能と図面担当でオーブルデザインの浅間がこのチームに関わることになりました。

日本での住宅会社のモデルハウスは数年で取り壊される事がほとんど。23年経ったものを取り壊すことなく、さらに外観や主要な部分には手を加えないで、性能をアップする。かつてない試みに「ドキドキ」は止まりません。オーブルデザインの目指す「緑の家」も同じだからです。それも窓の性能アップ、壁の性能アップと当事務所が推奨してきた内容とぴたっと一致します。だから「わくわく」します。Dsc0257523年経過したR2000モデルの室内。

このプロジェクトは6月頃からスタートしており、来年1月に完成する予定です。

こうご期待!!

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築100年の「て・こあ」」カテゴリの記事

コメント

わくわくするプロジェクトをチームメンバーの一人として実行されるのですね。
緑の家のSSプランで行っている窓メンテナンスの考え方に納得していた私としてはR2000プラスの経過が楽しみです。

投稿: kotaro | 2011年9月 3日 (土) 09時11分

kotaro様

コメントありがとうございます。

23年前のR2000の性能アップと改築・・・楽しみです。

このR2000+モデルは業者さんとエンドユーザーさんを対象としていますので是非お足をお運びください。1月のセレモニーイベントがあります。 o(*^▽^*)o

投稿: オーブルの浅間 | 2011年9月 4日 (日) 09時26分

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