超高断熱Q値1.0相当(国認定1.26)w/m2Kの五月町の家 構造見学会
超高断熱Q値1.0相当(認定1.26)w/m2Kの緑の家の構造見学会を行います。
この見学会は「長期優良住宅」の補助金100万円を受けているために、建築途中で広く一般ユーザー対象に見学会を行う事がが義務づけられており、それに対して行われる構造見学会です。
日時は9月11日(日) 10時から16時
場所はこちらです(新潟市江南区五月町)
予約は必要ありませんが、私は当日パレードがありますので 午後からはおりません。施工されている「集い家工房」さんの監督Tさんがおります。もし浅間の説明が必要なら午前中にお越し頂ければありがたいです。
・超エコ!ヒートファクトリー (床下排水熱回収装置)の家
・次世代のSSプランの換気の考えを取り入れた熱回収式換気
・外壁にに「レッドシダー」を使った天然素材の家」←まだ貼ってません。
・床下1.4mの蓄熱型床下暖房(この床高で構造の評価済)
・雨水タンクを設置した中水エコ仕様
・長期優良住宅の認定を受けた国評価済
です。凄いでしょう。これは10年後を見据えた家仕様です。
もし初めて緑の家にお越し頂く方なら、その基礎の仕上がりと高さに驚くでしょう。そのくらいしっかりした基礎です(呼び強度33N/mm2 水セメント比43%)。この基礎を見ると他の基礎がとても貧弱に見え、これぞ長期優良住宅にふさわしい基礎と思えるはずです。矢印の所などでわかりますが、打放しコンクリート独特の「艶」があって光ってます。勿論このままで仕上げです。
耐雪1.3mで耐震等級2になると建物の隅柱はこのような60KN(6トン)の引っ張り耐力に対応する金物が取り付きます。そういえば3.11の震災で周囲の家は津波に流され一軒だけ残っていた家の構造はこのような金物工法(クレテック)でした。
屋根のはね出し(柱が無い軒先までの距離)は、2.1m・・・。
1階の床が土台より400上にある特殊な高床構造(赤い線が1階床の位置)。この方式を採用してる会社もあるが、特別な構造計算が必要。構造計算してなければ安全性に問題あり。
PS
題目に「Q値1.0相当(国認定1.26)w/m2K」と書かれております。これは国のQ値計算の中に今回採用した新しい熱回収換気の評価方法が含まれていない(想定外)なので、それを加味するとQ値1.26→1.0相当になります。
| 固定リンク
「超高断熱、無暖房、パッシブ、Q1、気密」カテゴリの記事
- 昨日は前先生と1日一緒でビック発見!その2(2016.08.04)
- 昨日は前先生と1日一緒でビック発見!(2016.08.03)
- 新潟の気候ではウッドサッシには注意が必要。その2(2016.02.05)
- 新潟の気候ではウッドサッシには注意が必要。その1(2016.02.01)
- 想定外は必ずあるので安全率 その1 壁内結露(2016.01.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント