またも防火基準が・・・今度は木外壁の不燃木材
7月の始めには夏仕様になっていた「豊栄の家」 認定Q値0.99W/m2k。の超高断熱。 木の外壁だから簾が似合う・・・涼しげですね。実際室中は27度で湿度60%でも輻射熱がないので快適!(外は28度で湿度高め)。この写真は下の記事には関係ありません。
今年の2月に多くの工務店、ハウスメーカーが高断熱サッシとして使われる「アルミと樹脂の複合サッシ」の防火性が基準に満たなかったのに、国に認定され使われていた事で大きな問題となりました。
今度は木の外壁で「不燃木材」として国に認定されていた建材でほぼ全ての(サンプル中90%)が基準を満たさないことが発覚しました←ここクリック。もし認定を受けた建材と同じものでこの結果ならこれははっきり言って販売した企業のせいではなく、認定を出した「国の機関」ではないでしょうか?
近年、木の外壁はとても人気が出てきており、当事務所でも最近はその50%以上が木の無塗装の外壁となります。新潟県は比較的住宅密集が少なく、燃えにくい構造で造らなければならないとされる「準防火地域」や「防火地域」は少ない県です。従って当事務所でも過去3棟くらいしか「準防火地域」ではありませんでした。ところが東京や神奈川、埼玉県では「準防火地域」がとても多くあり、そこで家を建てる時は厳しい防火規定を守る必要があります。
一方新潟県でも「準防火地域」までは行かないまでも少し燃えにくい構造にしなければならない「22条地域」が殆どです。そこでオーブルデザインの「緑の家」では、告示1362号に添った防火基準を守り、22条地域でもこのような木の外壁が安価で可能です。
特に最近はガルバニュームと同じコストでできる木の外壁(告示1362号)が大変お奨めです。
是非無塗装の木の外壁のご検討をしてみて下さい。
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