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2010年10月 3日 (日)

続々と超高断熱住宅誕生へ 熱損失係数Q値 0.99w/m2k

今期のオーブルデザインの設計は(多分6棟)は、全て超高断熱住宅Q値0.99となリます。信じられない事ですね。建て主皆様のご見識の高さには圧倒されます。大変ありがたいです!

Dscn7915_2 さて、良い住宅の指標として「長期優良住宅認定」がありますが、その中の評価審査項目で「温熱環境の評価(高気密高断熱のこと)」があります。この項目でQ値を計算しその算出に対して評価機関から審査して頂きます。

この温熱(高気密高断熱)の評価は

1.年間消費エネルギー

2.熱損失係数と日射遮蔽係数

3.各部位の熱貫流率と開口部毎の日射侵入率

の3つのいずれでも温熱環境の評価して頂けます。

一般的な工務店さんが評価申請する方法は

3.の熱貫流率と開口部毎の開口部毎の日射侵入率。それは・・・

各部位の熱貫流率と日射遮蔽基準が簡単で、熱損失係数と日射遮蔽係数の評価が大変難しいからです。

おかしいでしょう?
ハウスメーカーや工務店さんが勧める高気密高断熱の家は、その性能をQ値=熱損失係数で宣伝しています。

Q値が1.8とか2.3とか1.4だとか・・・。

でも長期優良住宅での審査では熱損失係数では評価申請しない・・・。

とても矛盾してます。その理由は・・・

A.熱損失係数算出が面倒

B.熱損失係数に拘らない

C.実際計算するとカタログ通りににならない

からなのですね。

これでは「超高断熱=インチキQ値」です。

さて当事務所が申請する場合は、すべて熱損失係数と日射遮蔽係数の評価で依頼※しています。

※・・・熱損失係数で評価のかかる手間時間は3.の熱貫流率の評価の10倍以上です。それでも当事務所は熱損失係数の評価にに拘ります。無論最終数値の多少前後はありますが、今のところ0.1以内です。

最近取得した認定もSS普及タイプでQ値0.99w/m2kです。当初計算では0.93で換気効率の見直しで1.06、さらに詳細に計算して詰めると最終的には0.99になりました。

Dscn7914評価済印がある計算書。これで名実ともにQ値が宣言できる。高Q値を謳う工務店さんにも是非評価取得を願う。建て主さんのために・・・。

また今提出している評価住宅はQ値0.95です。ほぼこちらも当初は0.87ぐらいでしたが、計算見直しで0.95となりました。

構造計算も同様ですが、他の人に評価されるというシステム(確認申請や性能表示)はとても良いシステムです。所詮人間の行うことですから勘違い思い違いを、様々な人の目を通してチェックするこのような評価=ダブルチェック方式は必要ですね。

Mr.アインシュタインやその他の超天才の人には必要ありませんが、凡人である私には良いシステムです。よく評価をいやがる(煙たがる)建築会社や工務店さんがいらっしゃいますが、なぜでしょう?とてもありがたいのにね。

ちなみにQ値算出には自前のエクセルで計算しています。以前ご紹介したQペックスという優秀な簡単なソフトがあるのですが、少し複雑な家ではモデル化が多くなりすぎ正確さに欠けます(安全側になりすぎる)。換気計算だけは、このソフトを使って見かけの換気回数を算出してますが、そのうち自前のエクセルに組み込みたいと思います。

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超高断熱、無暖房、パッシブ、Q1、気密」カテゴリの記事

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