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2010年8月21日 (土)

正しい家造りの権利。それが第三者工事監理!!

   工事監理者とは図面と現場が同じかチェックする人のこと。所謂現場監督ではありません。

Image0351_2 建築基準法では「建て主が工事監理者を決めなさい!」という強い表現になっている。つまり建て主さんがその決定権を持っている事を法律が認めている、しかしこの決定できる素晴らしい権利を手放す建て主さんが多いし、工事監理者を建て主さんの自由にさせない工務店が多い。

工務店さんや建設会社を始めとする住宅業界は、どうしても人の評価を受けたがらない閉鎖された業界です。ましてや法律で守られている建て主さんの権利と義務の「工事監理者の選定」、これさえも認めないこの業界は、まるで無法地帯の魔界のよう・・・

まず最初に・・・

数千万すると同時に自分の家族の生命を守る器=家の建築でダブル、トリプルチェックは仮に法律で決められていなくとも他の業界では当たり前の事だと思います(建築業界ではわざわざ法律で守られています)。

ところが、自分の施工や設計に自信がない会社はこの外部チェックを大変嫌がります。それは・・・

最近多い「工事監理だけ別の会社、人に!」というご要望これは法律で守られた当たり前の建て主の権利だと私共は理解しております。

「うちを信用していないのか?」と凄まれる会社がありますが、何か勘違いをされていると思います。その会社を絶対的に信用していないのであれば、そんな話すらしません。信用しているとかしていないとの感情も多少ありますがそれより、ダブルチェック、トリプルチェックを依頼する理由は

「人は間違いを犯す」事を理解しているからです。だから法律で規定されているのです。

どんな人でも勘違いやうっかりミスがあります。体調の悪い時や気分が優れない時にはベストの仕事は無理ですね。だから間違いやミスを犯します。そこでダブルチェックがあるとそのミスに気づき事前に対応が可能なのです。これはその仕事を依頼してくれた建て主さんへの責任をより確実に果たす事ににもなります。普通に考えれば造る側にとってダブルチェックはありがたい仕組みであって嫌われる理由はありません。

私共設計業務のダブルチェックは「性能表示申請」や「長期優良住宅の技術的審査」だったりします。自分で大丈夫と思い込んでいても、評価する人が違う考えや手法を伝えて来る時があります。その時は議論になり、もし評価者側に法律に合致する合理的に優れた理由があれば、こちらはそれに納得して図面や計算方法を変えます。これは全て良い家ができますようにと願う建て主さんのためだからです。

ところが、施工を主体とする会社さんはこのような評価を受ける機会が今まで殆どありませんでした。最近ようやく性能評価の家の法律がができ、施工現場を何回かみるシステムができました。しかしこの性能表示の家の工事でも、第三者の評価者が現場で施工をみることはたった2回です。それもそれぞれ1時間程度。これではダブル、トリプルチェックになるとはいえません。

そこで最近工事監理だけ別の会社に直接建て主さんが依頼する事が増えたのです。

直接建て主さんが依頼しなければ工事会社の社内の検査と変わりなくなるので、この直接依頼する事がとても重要です(つまり直接、監理者にお金を払う)。実はこのシステムは法律でしっかり上の写真のように規定されております。この第三者工事監理は、建築基準法ができた何十年も前から当たり前ののシステムと定められています。

でも大きな有名工務店さんほどこの「第三者工事監理」を拒みます。法律で規定された建て主さんの権利を認めない訳です。そんな業界は多分住宅業界だけでしょう。法律が無視される=だから魔界なのです。

建て主さんの権利であるこの法律を守らない会社は、まともな仕事をする気がはなからないと思った方が良いでしょう。第三者工事監理は建て主さんの法律で保護された当たり前の権利であり義務でもあります。決して放棄しないでください。

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