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2009年11月 5日 (木)

一気に普及か?超断熱住宅。大手、特にトヨタホームが宣言!!

オーブルデザインでは、いま一生懸命超断熱の家をお勧めしてます。
が、なかなかそこまでする建て主さんの理解が得られていません。
がしかし、さてこんな記事があります。

「2013年にゼロエネルギー住宅を商品化すると宣言したトヨタホーム。」

大ヒット「プリウス」で有名なトヨタのエコ戦略。そのトヨタの子会社でトヨタホームの出した戦略です。新潟県では無名のハウスメーカーですが、中部では大手ハウスメーカーとして有名です(あのトヨタ自動車ですから)。
そこの社長さんが、この表現で発表するとインパクトありますね~。
オーブルデザインが昨年からこれからは超断熱住宅といっても、
「そこまで必要ないよ」という声もありますが、プリウスのトヨタさんが言うと、
「なるほど!そうか!」と思うのですね。

さて、この記事(インタビュー)によると、
1.家の断熱性を高くし
2.エコ設備を装備し
3.自然エネルギーを利用する

なってます。この3つは世の流れです。
この内 2.は年々変わる新製品に変わる設備に重きを置いても仕方ありません。ある程度考え、そして10年後入れ替えたときに簡単に入れ替えられるようにする空間を用意するほうが利にかないます。←床下空間のように・・・
3.の自然エネルギー利用も同様で、設置できるよう考えれば済むことです。普通はここに自然素材も入りますが、プレハブメーカーはそれができませんので言いません。
問題は 1.のQ値です。やはりこれが一番変更不可。最初からそういう家にしなければいけませんし、建築士の仕事です。

トヨタホームさんのQ値(熱損失係数)は今一番よい自社建物が約1.9W/m2kとあります。これは緑の家のSプランくらいです。これは今では当たり前の性能ですね。しかしそんな性能も表示していない住宅会社が新潟県では大変多いですね。ここは本当不思議な物語です・・。2年後急に「当社の熱損失は○×だ。凄いだろう!」と宣伝するのでしょうか?

 更にこれを強化するとトヨタホームさんは言っていますから、多分Q値1.3~1.4W/m2kくらいが2013年の目標でしょう。当事務所は2013年で全ての緑の家を0.9w/m2k以下と思ってます。更に窓を強化するだけで0.8w/m2kになります。この窓は先日ご紹介した
S_img01 この高性能3層真空ガラスサッシで実現できます。金額は30坪くらいの家であれば30万ほど上がりますが、価値はあると思います。

ミサワホームさんやその他大手さんが実験棟で宣言し始めているゼロエネルギー住宅(超断熱)の先取り、そして更に先行をしましょう。

この超断熱仕様はときっと将来よかったと思いますよ。

追加
ミサワホームさんの未来型ゼロ住宅実験棟は何と「基礎断熱」によるもの。白蟻関係者や床断熱派からあれだけいろいろなことが言われた基礎断熱。オーブルデザインではもう設立時の13年前から標準です。










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超高断熱、無暖房、パッシブ、Q1、気密」カテゴリの記事

コメント

 トヨタホームはトヨタ自動車の子会社だったのですね。そうすると、車の技術が住宅にフィードバックされると楽しいですね。
 たとえば、換気のフィルターは車のエンジンの吸気フィルター
や車のエアコンのものが使われたり、ガキも車と同様にキーレス
エントリーや、勝手口と玄関ドアが集中ドアロック機能がついたり
勝手口がオートスライドドア、(車の技術なので気密性も抜群だったりして)自動で開くサンルーフや楽しいオプションがあったらいいな。昼間に過剰に発電した太陽光発電も、電力会社に売るなんて、ちょっともったいないので当然プリウスに使われている電池に充電して夜間に使いたいですね。

投稿: | 2009年11月 6日 (金) 10時05分

お立ち寄り頂きありがとうございます。
すみません。
こめんとがあることをすっかり忘れておりました。o(_ _)o

トヨタホームさんが本腰を入れると、おっしゃるとおりの装備になるとおもいます。更に家にタイヤがついて、移動可能、それ自体が免震。なんて感じもありですね(笑)。でもトレーラーハウスではなく、季節よって敷地内で移動し、その季節に一番ふさわしい場所や方位を選ぶ家、そんな感じです。

投稿: オーブルデザイン浅間 | 2009年11月18日 (水) 17時56分

鉄骨住宅はQ値計算で低くされがちだから
鉄骨のQ値1.8って木造のQ値1.3レベルのグレードの断熱材と空調が入ってませんかね?
鉄骨でQ値1.3だともっと高性能ですよね?

投稿: カズさん | 2010年8月29日 (日) 22時11分

カズさん 様

ご投稿ありがとうございます。

ごめんなさい。はっきり申し上げると

>鉄骨住宅はQ値計算で低くされがちだから
鉄骨のQ値1.8って木造のQ値1.3レベルのグレードの断熱材と空調が入ってませんかね?


鉄骨系住宅は薄くてもその鉄が熱橋となるので、その断熱欠点を補うため木造住宅に比べ断熱材が厚くしなければなりません。これは「断熱性能が低くされがち」ではなく「低くなる」のであり、実際実験しても実証済みで、建築学会でも異論はないところです。ですからQ値1.8→1.3になることはありません。1.8は1.8です。

補足すると
鉄は木の熱伝導よりも「4000」→まちがいで600倍も熱を伝えやすいため、仮に木造10cmの柱から逃げる熱を鉄骨に換算すると、たった「0.025mm」←まちがいで0.16mmの薄さの鉄柱が10cmの木と同じなのです。

熱の逃げるところは目で見えないのでなかなか理解できないと思いますが、実際は600倍も熱を伝えていますから、外貼り断熱を施して、木造住宅より相当厚くしないといけないのは周知の事実です。従って充填断熱が成り立たないのが鉄骨系建物で、他のところで断熱材を厚くするしかないのです。
※熱伝導率計算で手違いがありました。訂正します。

投稿: オーブルの浅間です。 | 2010年8月31日 (火) 09時00分

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