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2009年11月30日 (月)

電気自動車と環境税

電気自動車は環境負荷がガソリンと比較して1/3ということと、燃料代が1/10になるということが最大のメリットです。CO2が走行時全く出ないという言い方は、本当でしょうがあまり好きではありません。なぜなら携帯電話やノートパソコンのバッテリー駆動時はCO2を発生していないと言え、説得力がとても低いですね。バッテリー製品でも使えばCO2が発生していると考えるのが普通です。

さて、今の電気自動車の燃料代はどうして1/10で済むのでしょう?確か前のブログでは機器効率がガソリン車の3倍なので1/3が妥当な計算なはずです。
一般的に電気自動車は深夜電力を使ったときの1キロあたり(1km)=1円と言われます。昼に充電すると1km=3円ですね。
一方ガソリン車の優等生のプリウスでは燃費が20kmなので、1L=120円として1km=6円です。ハイブリッド車との比較では1/6の燃料代です。

ご存じのとおり、ガソリンは約58円/Lもの税金が掛っております。しかし電気には同じ税金が掛っておりません(自動車使用のための税金)。このガソリンに掛る税金がプリウスだとしたら1キロ当たり(58円/20km)=2.9円/kmです。
ところが電気自動車には、この税金が一切掛っていないのです。つまり、他のガソリン車が道路負担や環境負担をしているのに対し、電気自動車は全く払っていない現状があります。
電気自動車にガソリン税を掛けたくとも、どの電気が電気自動車に使われているか不明ですから掛けれません。
これでは不公平だということで、環境税の導入の早期きっかけになったとも言われてます。
つまり電気自動車の燃料代が安いのは、深夜電力だけではなく、ガソリン税がないということがもっともおおきいですね。

さてここからはおまけですが・・・
仮に電気自動車に今のガソリン車と同じ税金をかけると
1円/km+2.9円/km=3円/km←深夜電力で充電の場合
3円/km+2.9円/km=5.9円/km←昼間充電する場合

昼間充電する場合の電気自動車とプリウスの燃料代は同じになります。

おさらいですが、深夜電力とは・・・・
「日中に多く電気を使うと昼のピークが大きくなり、発電所を増やさなければならないので、電気代が原価割れしても深夜に多く電力使ってもらいましょう」
との考えでの大安売り電気の販売システムです。しかし電気自動車が普及したり、オール電化住宅の普及で皆が電気を深夜に多く使うと、この意味が薄れるので最終的には昼間の電気代と変わらないようになるでしょう。
電気自動車は機器効率がガソリン車の3倍もあるのに燃料価格が同じでは割にあいません。環境税という税は炭素税ともいわれ、炭素の量に応じてかかるのではないか?との考えがあります。するとやはり機器効率がとても重要で、今後いかに炭素を効率よく使えるかがカギです。そう考えるとお勧めする超断熱という住宅は、家全体の暖房効率がトップクラスです(なぜか必ずここにおちつきます)。

どのような環境税(料金システム)になるのでしょうか?非常に興味深いですね。
例えば飛行機旅行は、欧州まで往復する1回だけで日本人一人当たりが1年で排出するCO2を放出します。本来なら一番高額の環境税になる事は間違いないのでしょうが、そこは政治、経済優先の判断になるでしょうから、そんなに大きくならないのではないでしょうか?

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