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2009年1月25日 (日)

新潟では無暖房住宅はありえないか?Q1.0住宅は?

寒い日でしたね、今日は。この寒さで早朝の道路は「キョロキョロ」(方言です。つるつるの最上級のこと)。仕事に向かう最中に道脇に車が3台ほど雪のなかに突っ込んでいたのを見て、私もスピードを抑えるべくアクセルから足を離した瞬間、後輪がドリフト・・・。右へ後輪が30度近く触れ、全逆ハンを当てさらに今度は左へ20度、これも逆ハンをすかさずあて、最後に左へ10度くらい・・・。何とか持ち直しました。この間50m位2車線を使いドリフト走行。無事無傷でした。

さて、無暖房住宅とは、暖房機がなくてもお日様の日射、人や待機電力などの日常発熱だけで快適な温度維持できる住宅の事を指します。暖房しない住宅ではありません。(笑)
この定義にあてはめると、新潟県では、無暖房住宅は限りなく無理とわかります。つまり仮に計算上の熱損失係数が0.99W/Km2という非常に高い数値の家があるとします。そこには3人住まい、広さは30坪の家とします。するとこの家が外気0度のとき室内温度20度を維持できる熱量は、
1.0×20度×100m2(30坪=約100m2)=2000W
となります。つまり2000Wの熱を室内で発生させないと室内を20度にできません。ところが一般的な住まい方をすると、人は100W/人、待機電力は多くても400W/件、その他発熱が多く見て200W あったとしても合計は3×100+400+200=900Wです。
2000Wの半分にもなりません。ここでは日射の取得をいれてません。というのは、冬季新潟県の平野部では、お日様が1週間ぐらい顔を出さないことは普通です。かりに顔を出したとしても、市街地では太陽高度が低いため、窓から有効に入ることは少ないことでしょう。
関東では日が差すほうが普通にあるため、無暖房住宅はできると思いますが、日本海側の平野部では無理なのです(スキーに行くとわかるのですが、意外と山のほうが晴れ間が多くあったりします)。日常発熱900Wでは、熱損失係数が0.4W/Km2以下の家でないと成り立ちませんが、現時点の技術では価格的に不可能です。でも最近は無暖房住宅と呼んで売っているメーカーがあります。これをどう考えるか・・・。「アガリスクががんを直す」と同じ販売方法のような誇張販売と思います。・・・が皆さんいかがお思いでしょうか?もちろん、当方も熱損失係数0.99W/Km2以下の住宅はとてもお勧めしますが、誇張して宣伝することはしておりません。さらに窓を補助部材(ハニカムサーモ)で閉めた場合だけで計算するのは、現実ではあり得ませんから・・・。
新潟県はこの丸2日間ずっと曇ったり吹雪いたりしている新潟県の平野部。お日様は顔出しません。こんな時こそ気温は低く今日は‐4度。20度維持するのには2400Wのエネルギーが最低必要です。木造住宅の蓄熱などたかがしれてますので、熱損失係数0.99の家の室内温度は、10度から13度でしょう。普通なら寒くて居られません。これを無暖房住宅と呼んでいいのでしょうか?

Q1.0住宅はそのコンセプトが違うので次の機会に説明をします。

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超高断熱、無暖房、パッシブ、Q1、気密」カテゴリの記事

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