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2008年11月14日 (金)

エアコン暖房について。暖房機器は燃費(効率)が重要。

ほとんどのブログと同じようにNIFTYブログには検索機能があり、どの検索言語でブログにたどり着いたかがおおよそわかる。ここひと月は調べて見ると「エアコン、暖房、コスト、暖かくない」などの語句が多い。暖房の季節が来たので暖房器具の検索が増えるのだろう。当ブログはエアコンマニアの管理者が書いているので、結構エアコンの話題が多いので訪れてくれる方も多いのだと思う。そこで「エアコン、暖房、暖かくない」で他のブログや話題を検索すると、意見が2分されていることに気づく。それは

「エアコンは暖房に向かないので使わないほうが良い」「エアコンを暖房器具として積極的に使いましょう」と言うまったく正反対の意見となる。

当ブログや当HPをご覧のかたは、「これからの暖房はエアコンかな?」と思って頂けると思うのであるが、断熱性能の低い家の住んでいる方の多くは、「エアコンなんてだめだめ」となるだろう。このことは昨年のブログに4回に渡って掲載した。

しかし、意見が2分されていようとエアコン暖房はこれからの主流である。そして国をあげてエアコン暖房推し進めるだろう。東北電力さんも以前は蓄暖の暖房を進めていたが(補助金が出る)、現在は蓄暖は勧めていない。理由は行政がエアコン暖房を推し進める方針を打ち出したから。国のNEDOの補助金も「エアコン暖房」が主流で補助金対象となるシステムが多いことがこのことを物語っている。

ではなぜ今も「エアコン暖房はだめ」と言っている人が半分いるのだろうか?これはエアコンのシステムと燃料代についてよく知らないからだとおもう。 エアコンは暖房機であるが、ほかの暖房器具と決定的に違うのは、直接熱を造らない機器と言うこと。「えっ。ではなぜ暖かい風が出てくるの?」となるが、簡単にいうとエアコンは熱を運ぶ機器で、熱を集めて凝縮して運ぶので暖かくできるのである。熱は運ばれてくるだけ。暖房時だったら外の熱を凝縮(圧縮)するので、外気0度から熱を吸い上げ40度以上の熱に圧縮して室内に放出する。だから運搬の効率がよければ電気を直接熱に変える機器(ハロゲンヒーターやオイルヒーター、IH機器など)に比べて6倍以上の熱を室内で発生させることができる。つまり暖房費(電気代)が1/6になると言うこと。結果、何もしなくてもCO2 も削減されることになる。こんな簡単原理とシステムなのでちょっと説明すればわかるのであるが、どうも理解されていない。特に暖房機は、その購入金額よりも運転しているときの金額が5倍以上にもなることも多い特殊な機器。たとえば車であれば購入金額200万でその車の燃費が10kmで10年間(10万キロ)乗ったときの燃料代は、130万程度で、とても購入金額の200万にはならない。ところが暖房の支払い料金は、年あたり少なくても3万/一人。10年暖房器具を使えば30万となり、どんな暖房器具の購入代金の10倍から2倍になる。車などと違い唯一と言ってもよいくらい特殊な家電機器と言える。

暖房器具は購入代金より、使用時の燃費(効率)が重要なのだ。

もし、暖房費が年6万を超えるなら主暖房は、迷わず効率の高いエアコン暖房をお勧めする。エアコンの効率は外気温湿度で変わる。本州でも最低条件に近い新潟県の外気環境でも、平均COPは4を超える。←年間測定結果(2007年論文による)

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